起業家だけは誰でもできる

なんかのペンギン

僕は、起業したい!という人がいたら「起業したらいいのに!」といいます。人生をこうしたい!という人がいて、それの選択肢の一つとして起業をする、というのがありそうな人には「起業という選択肢もあるよ」といいます。起業したくない人には、起業しないほうがいいよといいます。

もちろん起業したい!という人に起業を勧める理由はちゃんとあります。それは

  • 自分で作る会社は自分の弱みを一番補う組織にできる
  • 自分の作る会社は自分の強みを一番活用する組織にできる

からです。もっというと

「起業家だけは、自分にあった会社を作れるので誰でもできる」

と思っています。

どういうことか。たとえば、誰でも得意な仕事と、苦手な仕事があります。僕の場合、

  • サービスの企画からリリース、そしてある程度流行らせる
  • 文章を書いて情報を人に伝えるのが好き
  • どんな状況でも割と楽しめる
  • どんな人でも割と心から好きになれる

などが得意であり、仕事する上での長所になりますが、短所としては

  • きちんとした仕事ができない
  • スケジュール調整とかできない
  • たくさん予定が入ると混乱しがち
  • 人のマネジメントとかできない

などが短所です。

たとえばこういうのがあった場合に、大企業の社員という立場だと、短所のカバーを個人でしないといけないのですね。いや、もちろん、企業側が配置などでカバーしてくれるケースもかなり多いのですが、会社に依存していたら、マネジメントラインが変わった時に、問題に直面しがちなので、やはり自分のことは自分でカバーをしないといけなくなります。

しかし自分で作った企業だと、これらのことを会社でカバーできます。

細かい数字が苦手ならそういうのをできる人をいれる、人の扱いが下手だったら好きで上手な人にそこを全部任せる、ということができます。自分は得意なところだけに集中するという会社にすることができます。

もちろん、自分の短所を修正するような組織にすることもできます。あえて苦手な分野の仕事を自分が全部引き受けるとか。それが効率的かわからないですけど。

何がいいたいか

何がいいたいかというと、どんな起業家だったとしても、自分にあった会社ができるということです。これが起業家は誰でもできてしまう理由です。

世の中にはいろいろな人がいるので、自分の強みを生かしてくれて、自分の弱みをカバーしてくれる人というのは必ずいます。そういう人たちに参加してもらい続ければ、自分にあった、一番いい会社を社長は作れるはずなのですね。

これは単にスキルとかだけの話ではありません。自分の性格にあった人も多く入ってくるので、働きやすさも社長に最適化されてしまいます。

たとえば僕は、嫌いな人がそんなにいないのですが、合わない人はいるわけで、合わない人と仕事するのってストレスたまるので、いいやつとだけ働きたいわけですね。となると、まず、社員は自分が友達になれるかどうかの軸が大事になります。

友達になれなそうな人は雇わないわけですね。すると、僕は社内で、すごい楽しいわけです。全員好きな人しかいないので。

さらに、取引先とかも、同じことができます。大企業を振りかざして高圧的な会社とかって、僕はお金をたくさんもらっても、精神を消耗するのでいやだなあ、と思うので付き合わなかったりします。そういうところとの取引はやめよう、となるので、仕事上で付き合いのある人たちも、自分が好きな人達ばっかりになります。

こんな感じで、万事進んでいくので、自分の形?にあった会社の形になるのではないかと。

というわけで

起業したい、けど自分の能力が・・・とか、どうしたらいいのかわからず・・・で悩んでいる人には「大丈夫」と後押ししたい気持ちです。