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【エンタメよもやま話】
ビートルズ解散、原因は“日本人への人種差別”!? カネ、訴訟、ジャップ女…衝撃の1冊
本コラムは2012(平成24)年の1月9日に始まり、毎週1回のペースで産経WESTにアップされているのですが、毎回、記者のメールアドレスも公開しているため、「岡田死ね」としか書かれていないシンプル過ぎる匿名メールから「非常にためになりました」といった様々な意見を頂くのですが、過去、最も多くのメールを頂いたのがビートルズに関するお話をご紹介したときでした。
13年11月3日アップの「“ジョン・レノン神話”の嘘、『ビートルズ』はポールに救われた」というお話です。
http://www.sankei.com/west/news/131103/wst1311030040-n1.html
平たく言えば、ビートルズに関する著書の決定版といえる「ザ・ビートルズ・サウンド最後の真実」(2006年)の内容を元に、ビートルズを牽引(けんいん)していた真のリーダーはジョン・レノンではなく、ポール・マッカートニーだったと書いたわけですが、これにレノンのファンたちがカチンときたらしく、記者のメルアドには「黙れ小僧」から始まる匿名メールをはじめ、頭の中が未だにイマジンな傲慢団塊世代からの屁理屈と八つ当たりと罵詈(ばり)雑言のメールが大量に届き、笑ってしまいました。
洋楽ファンの間ではよく知られていますが、ビートルズのファンの中には、自分の理想のビートルズ像と1ミリでも違う意見は絶対認めず、徹底攻撃するおかしな連中がたくさんいます。
そしてビートルズのファンは大なり小なり「ビートルズこそが神で、絶対的存在である」と固く信じています。だがしかし。ビートルズを過剰に神格化し、記者をいきなり「小僧」呼ばわりしたような連中が読めば、卒倒して即死してしまうようなビートルズ本がいま、日本でもじわじわ話題となっているのです。今回のコラムではその衝撃の1冊についてご紹介いたします。
金と欲と訴訟…ドロドロだったビートルズ、なお驚愕の内幕が
日本で昨年末に発売された「ザ・ビートルズ解散の真実」(ピーター・ドゲット著、奥田祐士訳、イースト・プレス、税込み3780円 http://eastpress.co.jp/shosai.php?serial=2283 )です。英国の音楽ジャーナリストであるドゲット氏が母国などで09年に発表したのですが、原題は「 You Never Give Me Your Money : The Battle For The Soul Of The Beatles 」。
直訳すれば「お前、自分の金は絶対俺によこさないんだな ザ・ビートルズ魂の戦い」です。ちなみに「You Never~」はビートルズのアルバム「アビイ・ロード」(69年)収録のポール作の名曲なのですが、このタイトルが示す通り、本書はバンド解散に至る経緯とともに、金と欲と訴訟でドロドロだったバンドの驚愕(きょうがく)の内幕をこれでもかと言わんばかりに暴いているのです。
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