中日・山本昌が引退示唆…今季５０歳「どう見ても区切り」

自主練習後、読谷球場から宿舎まで歩く中日・山本昌 Photo By スポニチ

　中日の山本昌投手（４９）が２３日、２軍のキャンプ地・沖縄読谷で休日返上の自主トレを行った。キャッチボールなど約１時間汗を流した後、宿舎まで約２キロの道のりを「昌散歩」。０５年から続ける休日の恒例行事も、いよいよ最終回になるかもしれない…と覚悟した。

　「最後の休日かな。９割最後。毎年言ってると思うけど、もうないと思うよ。（来季は）やる気がないわけじゃないよ。でも５０歳なんてどう見ても区切りだし、いい区切りよ」と今季限りでの現役引退を示唆するような発言も。

　思い出の詰まった昌ロードの変遷を思いだし、感慨にふける。「風景も変わったよね。（道路も）舗装されたし、サトウキビ畑だった。休日は取材に出かけたり、かみさんがいたら買い物に出たり。きょうは、ふつうに過ごすよ」

　キャンプ最終日には自らに褒美を用意してきたことも明かした。「ビールで一人乾杯。ここ５年くらい続けている」。２６日に今年も“最後のビール”を堪能するつもりだが、その前に「あとは３日間がんばりたい」。２５日に初のシート打撃に登板し、プロ３２年目のシーズンへ準備を進める。