シリア外務省はトルコがシリアにおける一切の「領有権」を喪失したと明言…反体制派はアンカラとの「調整」を経て、敵対行為を正当化…ボカリ・パキスタン上院議長は解決策に向けた指導部の開放的姿勢を賞賛…テロは「ダブル・スタンダード」の結果
ムハンマド・ジハード・ラッハーム人民議会議長は、武装テロ集団の脅威が「国境を越えおり、いかなる国家の国境によっても食い止められない」と強調する一方、パキスタン元老院(上院)のサイアド・ナイヤル・フセイン・ボカリ議長は「対話を通じた危機解決をめざすシリア指導部の開放的姿勢をパキスタンが賞賛しており、シリアに平和がもたらされることを希望する」と述べた。
SANAによると、ボカリ元老院議長は昨日のラッハーム人民議会議長との会談で、「シリアの国家主権を尊重し、同国が経験している危機の政治的・平和的解決に向けた支援を行う必要」を強調した。また「犯罪行為を計画・実行するため、イスラーム教を隠れ蓑にしているダーイシュ(イスラーム国)などのテロ組織は、イスラーム教の真の教えを貶めている」と付言した。
これに対して、ラッハーム人民議会議長は、シリア国民が約4年にわたって曝されているテロと経済制裁が、「一部の西欧諸国がシリアに行っているダブル・スタンダード政策の継続」の結果だと強調、ワシントンがダーイシュと戦うために指導しているという有志連合が、「見せかけ以上でもなければ、それ以下でもない」と指摘した。
ラッハーム人民議会議長は「シリア・アラブ軍は全土において、テロとの戦い、治安と安定の回復に専心しており、国民和解実現にむけた分野においても国家は努力を行っている」と述べた。
ワーイル・ハルキー首相は、パキスタン元老院議長率いる使節団と、経済、産業、テクノロジー、医療分野における両国協力関係の活性化、既存の合意の活性化、そして新規合意締結などについて協議した。ハルキー首相は、パキスタンの企業に対して、シリア国内での建設・復興事業、生活・開発・福祉関連のプロジェクトへの策定、国民経済の強化に寄与するよう呼びかけた。【次ページにつづく】