今日、ウォルマート(ティッカーシンボル:WMT)が同社で働く140万人の社員のうち約50万人を対象に、賃金を4月までに最低でも時給9ドルにすると発表しました。これは連邦政府の定める最低賃金($7.25)より24%高い水準です。さらに来年にはもう1ドル値上げするとしています。
ウォルマートは、アメリカでは、これまで「低賃金の象徴」みたいに言われてきて、何かと槍玉に上がることが多かったです。同社は民間企業としてはアメリカで最大の雇用主なので、そのウォルマートが賃上げするということは他社の戦略にも大きな影響を及ぼします。
なお同社は今日、決算を発表していて、第4四半期(1月期)のEPSは予想$1.54に対し$1.61、売上高は予想1,318億ドルに対し1,307億ドルでした。また2016年度の通年のEPSは予想$5.20に対し、$4.70から$5.05という新ガイダンスになっています。明らかに賃上げが利益を圧迫しているわけです。
これを受けて同社株は今日、-3%近く急落しています。
ウォルマートは、アメリカでは、これまで「低賃金の象徴」みたいに言われてきて、何かと槍玉に上がることが多かったです。同社は民間企業としてはアメリカで最大の雇用主なので、そのウォルマートが賃上げするということは他社の戦略にも大きな影響を及ぼします。
なお同社は今日、決算を発表していて、第4四半期(1月期)のEPSは予想$1.54に対し$1.61、売上高は予想1,318億ドルに対し1,307億ドルでした。また2016年度の通年のEPSは予想$5.20に対し、$4.70から$5.05という新ガイダンスになっています。明らかに賃上げが利益を圧迫しているわけです。
これを受けて同社株は今日、-3%近く急落しています。