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計算を始めるとき、
最初に押すのは[+]キー

 今回は、本書で紹介している、キーボードの使い方を一部ご紹介します。

 ここでちょっと、皆さんに質問があります。計算を始めるとき、あなたは最初にどのキーを押しますか?

 ほとんどの方が、[=]キーと答えると思います。ところが、投資銀行では[=]ではなく、[+]から始める人が多い。筆者も[+]から始めています。

[+]から始めても[=]から始めても、計算はできます。どちらを使ってもよいのです。では、なぜ[+]から始めるのか。その理由はキーボードにあります。[=]を入れるには、[Shift]+[=]キーを押すので、2 手必要です。
 ところが、キーボードによっては右側にテンキーがあります。USB接続のテンキーを使っている人もいるでしょう。テンキーの右端の列には[+]キーがあるので、これを押せば1手ですむわけです。


 たったそれだけ? と思われるかもしれませんが、エクセルでは[=]を押す回数がとても多いので、2 手が1手になるのは意外と効率アップに役立ちます。試してみてください。

 ただし、これはあくまでもテンキーがある場合です。ノートパソコンでテンキーがない場合には、USB接続のテンキーをつけたほうがいいでしょう。計算を[+]から始められるだけでなく、数字を打ち込むのにもテンキーを使うほうが作業をしやすいからです。

 余談ですが、計算を[+]から始めるというのは、日本のローカルルールです。英語キーボードは、日本語キーボードとは配置が違って、[=]を1手で押せます。

 ちょっとした工夫で、エクセルの作業スピードを上げましょう!

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熊野 整

ボストン大学卒業後、モルガン・スタンレー証券投資銀行本部に入社し、大型M&Aや資金調達プロジェクトをリード。退社後はグロービス経営大学院にてMBA取得、その後、大手上場インターネット企業に入社し、事業責任者として事業計画の立案から戦略遂行までを行う。「グローバル投資銀行のエクセルスキルを、分かりやすく伝えたい」というモットーの下、2013年10月から週末に個人向けエクセルセミナーを開催したところ、参加者数は1年で3000人を超え、大人気セミナーとなった。現在は、個人向けセミナーに加えて、企業研修も数多く開催しており、多くのビジネスパーソンの収益計画の作成指導を行っている。

 

 


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