トップページ社会ニュース一覧運転士が財布を取りに 新幹線遅れる
ニュース詳細

運転士が財布を取りに 新幹線遅れる
2月20日 11時53分

運転士が財布を取りに 新幹線遅れる
K10056077811_1502201505_1502201514.mp4

今月14日、仙台駅で東京行きの新幹線が定刻より8分遅れて出発したのは、運転士が出発時刻を勘違いして仙台市内の自宅に財布を取りに戻ったためだったことが分かりました。
JR東日本仙台支社は「すべての運転士に指導を強化していく」としています。

今月14日、仙台駅を午後8時30分に出発する予定だった東京行きの「はやぶさ・こまち36号」の出発が8分遅れました。
JRによりますと、列車が遅れたのは50代の男性運転士が仙台市内の自宅に財布を取りに戻ったことが原因で、運転士は「次の乗務まで時間があると勘違いしていた」と話しているということです。
この新幹線にはおよそ400人の乗客がいましたが、当時、乗客には「発車の準備をしている」とアナウンスをしていたということです。
このことは当初、報道機関などにも知らされず、JR東日本仙台支社は「最終的に東京駅に着いたのが定刻の3分遅れで、大きな遅れにつながらなかった。ほかの新幹線にも影響はなかったので公表しなかった」と説明しています。
そのうえで、「すべての運転士に改めて乗務時間の確認などの自覚を促すよう指導を強化していくほか、部署内での声かけを徹底していく」と話しています。

関連ニュース

k10015607781000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ