2015/02/18
■TodoistとTextwellの奏でるインタープレイに耳を澄ませてみる
Jazzとはコラボレーション。個性的なアーティストが集い、互いに自分らしさを表現すると、その場に新しい音楽が生まれる。相乗効果という名の空間のロジック。
たぶん二つ以上の個性がぶつかり合う場が好きなんだと思う。身の回りの「ツール」と呼ばれる小道具たちは、それぞれ単独では何もできない。ナイフにはフォークが必要だし、鉛筆には消しゴムが必要だ。さらに「ワークスペース」としての皿や紙がなければ、こうしたツールは潜在力を発揮しない。ツールが組み合わさるまで誰も「意味」に気づかない。
それはアプリに関しても同じ。一つのアプリを使い込むのではなく、二つ以上のアプリが組み合わさったときに生まれる「インタープレイ」に僕は魅了される。
これまで公開したTodoist関連のアクションをまとめてみました。カーソル行に書かれた文字列によってTodoistの機能が変わる。慣れると手早くタスク登録できます。
基本となるのは、たとえば「明日 歯医者」のように、日付とタスクを並べる方法です。Textwellにこう書いてアクションを実行すると、Todoistアプリにタスクを追加する。
日付に日本語が使えるのがTodoistの特徴で「月曜日 ゴミ出し」も可能だし、「毎週土曜日@0:30 ジョジョ」で時刻の指定もできる。柔軟な繰り返しタスクが組めるのが便利。
「http://bulletjournal.com バレット・ジャーナルの使い方」のように、第一項がhttpで始まるアドレスの場合、タスクにリンクを埋め込みます。日付との併用はできません。
埋め込まれたリンクは、Todoistアプリ上でタップするとSafariが起動します。
第一項が空白の場合。これに検索機能を割り当てました。
イメージとしては「いつだったか忘れたので、日付のところに何も書かない」というニュアンス。書かれたタスクをキーワードにして絞り込みます。予定を前倒しにしたり、あるいは先送りするとき、こうしたタスク検索は不可欠になります。また、第一項が「-」であっても検索にしました。これは次の「空行」との関連で必要になります。
何もない行でアクションを実行すると、内蔵ブラウザが開きます。
Todoistのモバイル版が開き、Todoistの操作ができる。それだけでなく、内蔵ブラウザを閉じるとき、そこに書かれたタスクをTextwellに取り込みます。このとき「- 雪見で一杯」のようにMarkdown形式で埋め込まれるので、そのまま検索機能が使えます。
また「Project ID」を選ぶと、プロジェクトを開くURLスキームを返します。これをEvernoteに保存すれば、EvernoteからTodoistに飛ぶリンクになる。このスキームには不具合があるようで、iPadではきちんと動作しますが、iPhoneだとプロジェクトにならないときがある。プロフィールやセッティングからなら切り替わるものの、すでに別のプロジェクトを開いているとトップページに戻されます。バグっぽいので、次のアップデート待ちで。
個性的で妥協がない。その二つのアプリが出会うとき、実はここに挙げたこと以上のことが出来るのかもしれません。ただ、常識的なことをアクションに組み込んだだけです。でも、作った人でさえ想定しなかった使い方が隠れているかもしれない。そういうのを見つけたいですね。ツールとツールの「あいだ」にあるもの。それがJazzだから。