【完全版】SEO対策に役立てるウェブマスターツールマニュアル
ウェブマスターツールはホームページのSEO対策においてもっとも基本的なツールです。
自分のホームページがGoogleにどれくらい登録(インデックス)されたか、警告は受けていないかなど、Web担当者にとって必携のツールです。
多くの機能を持つウェブマスターツールですが、今回はSEO対策に役立てることにフォーカスして、その機能と使い方をご紹介します。
※2015年2月5日時点での情報です。
おさらい~ウェブマスターツールの基本
ウェブマスターツールは、Googleが提供している無料のWeb担当者向けのサービスです。
あなたのホームページがGoogleにどれくらい登録(インデックス)されているのか、Googleが推奨していない作り方にしていないか、など多くの情報を知らせてくれるツールです。
SEOに関しては登録状況だけでなく、検索結果でどう表示されているかといった集客に重要な情報まで教えてくれる優れたツールです。
(not provided) がない
2015年2月現在のGoogleでは、検索結果からホームページにアクセスされたとき、そのきっかけとなった検索キーワードを計測できないようにしています。そのとき、Googleアナリティクスに記録される代替キーワードが(not provided)です。
これはプライバシーに配慮した措置ですので、残念ながら知ることはできないのです。
しかし、ウェブマスターツールでは、そもそもホームページに訪れる前の状態を記録してあるため、どんな検索キーワードであなたのホームページが掲載されたのかを教えてくるのです。
匿秘されたキーワードすべてではないという報告もありますが、それでもかなりの検索キーワードがわかります。ぜひとも活用して改善に役立てましょう。
・参考リンク:検索クエリ - ウェブマスター ツール ヘルプ
Googleアナリティクスと連携できる
ウェブマスターツールを使っている同じGoogleアカウントであれば、Googleアナリティクスと連携できます。連携後は、そのデータはGoogleアナリティクスのレポート内に表示でき、効率的に分析ができます。
利用については、上図のような違いがあります。
イメージとしては、より細かなデータで分析したいときにはウェブマスターツール、メールの定期送信や見慣れた画面で簡易的に知りたいときにはGoogleアナリティクス、といった使い分けが想定されます。
本記事では、ウェブマスターツールの画面で解説をします。基本操作については、カリキュラムをご参照ください。
・参考リンク SEO対策には必須なウェブマスターツールの使い方
・参考リンク:Googleアナリティクスとウェブマスターツールの連携方法と重要指標
SEO対策に役立てるウェブマスターツール
ウェブマスターツールをSEO対策に役立てるには、どうすれば良いでしょうか。それは、以下の2つに着目し施策に役立てます。
・Google検索結果で、より上位に表示されているページやキーワード
・Google検索結果で、より高いクリック率を出しているページやキーワード
これらを見つけだし、より成果が上がりそうなものに注力してチューニングします。またそれらを軸にして、次のコンテンツ追加やリニューアルに役立てる、といった活用方法にも役立てられるでしょう。
タイトルと概要の調整における考え方
Googleで検索したときに、自社ホームページが2番目に表示されていたとします。
このとき考えることは次の2つだと思います。
・どうやったら1番目に表示されるのかな。
(1番目に表示されたほうがクリックされるだろう)
・どうやったら2番目でもクリックされるかな。
(1番目でなくともクリックされアクセスにつながってほしい)
1番目に表示されることは、外的要因も大きいためすぐには難しいケースも多いものです。しかし、2つ目の「いかにクリックされるか」は、タイトルと概要の調整で向上が可能です。
クリックされる確立をCTR(クリックスルーレイト=クリック率)といい、ウェブマスターツールで向上を目指せる重要な指標です。逆に、1番目に表示されていてもクリックされていないとしたら勿体ないといえるでしょう。
なお、タイトルと概要の具体的な直し方(タグの修正方法)は、こちらのカリキュラムを参照してください。
ウェブマスターツール・検索クエリレポートの見方と対策
ウェブマスターツールの検索クエリレポートでは多くのことがわかります。
表示切り替え
検索結果において、その検索キーワードと実際に建託対象として表示されたあなたのホームページのURLが見られます。その切り替えを行います。
フィルタ
ウェブマスターツールではパソコンとモバイル、地域など、限定的ながらデータを絞り込んで見ることできます。これは連携させたGoogleアナリティクスでは利用できない機能です。
指定期間
ウェブマスターツールでの検索キーワードは保存期間が3ヶ月と決まっています。それよりも長期間が必要な場合は、Googleアナリティクスと連携させ、Googleアナリティクスのメール送信機能と使い、定期的に自分宛てにメールを送りバックアップとして使うと良いでしょう。
クエリ数
Googleで検索されたキーワードをクエリといいます。その種類をクエリ数といい、どれだけ多くの種類のキーワードで検索され表示されたのかという、ロングテールSEOとしての集客力を示す重要な指標です。
変動率
ウェブマスターツール画面では、同期間との比較をしたとき、変動率がデータのすぐ脇に表示されるため、とても見やすいです。継続してデータが上昇しているキーワードやURLは、さらにテコ入れするなど施策にいかしましょう。
対策1:タイトルと概要の調整で効果が期待できそうなキーワードを探す
2番目以降に表示されているキーワードのチューニングを考えてみましょう。
ウェブマスターツールにログインし、登録サイトを選び検索トラフィック>検索クエリ と選びます。
上図のキーワードBは、平均掲載順位が3.5位と比較的検討しているにも関わらず、他のCTR(クリック率)と比べると、低いものとなっています。1位のキーワードAは、平均掲載順位が7.6番目でもCTRが35%という高い数字をマークしています。集客貢献度の高いキーワードと言えます。
キーワードBには、順位が良くともクリックされてない原因があるはずです。
そのキーワードで検索します。そして、ユーザー目線でそのタイトルと概要文を比較してみてください。他社のタイトルのほうがクリックしたくなるものかもしれません。
同様に1番目になっているページでもCTRが低いものがあれば、改善しましょう。より、クリックされやすい内容を表現した文章に変えます。クリックしたくなるような文章についてはメルマガのテクニックが応用できますので、参考にしてください。
あくまでユーザー目線にたって内容を吟味します。また、自分よりも上位のホームページを参考に、より魅力的に見えるように文章を考えましょう。
対策2:順位が高くてもクリックされていないページを見つける
「上位のページ」タブをクリックすると、実際に検索結果に表示されているページがわかります。
URLをクリックすると上図のように、検索キーワードが表示され、どのようなキーワードで露出しているのかがわかります。そして、その表示数が大きく平均掲載順位が高いものを把握します。より多くの露出機会を持ち、検索結果でも良い順位を得られている高いSEO効果を持つページといえます。
ページに来たユーザーにさらに2ページ3ページと見てもらえるようなコンテンツを、追加していけば、さらに回遊性や満足度も上がるのではないかという仮説がたち、施策に役立てられるはずです。
このように、ある程度成果が出ているキーワードやページを見つけ、集中的に吟味することで、効率的にSEO効果を打てます。
チューニング後はURL申請
タイトルや概要をチューニングしましたら、そのページが検索結果に反映されるよう申請をしましょう。
ウェブマスターツールの更新でも構いませんし、上図のように直接そのURLだけを送信してもOKです。あとは、検索結果に反映されるのを待ち、反映後はCTRなどを精査しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ここでご紹介したSEO対策はとても重要な基礎手法です。そして、限られたリソースでも行える、ぜひとも身につけて欲しいテクニックです。ぜひとも身につけてください。
・検索クエリとランディングページのメニューを定期的に見る。
・表示数の多くCTRの低いページを見つけ改善する。
・順位が高くビジネスに影響度が高いページから改善する。
現在では多くのページを持つサイトが増えています。すべてのページを改善することは現実的ではありませんが、上記のテクニックを使い影響度の大きいページから改善をしていきましょう。
徐々に効果が現れたら、そのデータを元に予算をとるなどしましょう。そのとき大規模な改善を目指せばいいわけです。
ぜひ、ウェブマスターツールを使いこなして成果をあげてください。
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