沢伸也、風間直樹、月舘彩子
2015年2月12日09時25分
薬局チェーン「くすりの福太郎」(千葉県鎌ケ谷市)の薬局で大量の薬剤服用歴(薬歴)が記載されていない問題について、福太郎の元薬剤師が厚生労働省の複数の出先機関に3年前から情報提供していた。厚労省は現在も福太郎の調査に入っていない。
情報提供していたのは、福太郎の薬局に勤めていた元薬剤師。2012年3月ごろ、関東信越厚生局千葉事務所に電話し、名前は伏せたが福太郎の元薬剤師であることを伝えた。勤めたことがある福太郎の複数の薬局で薬剤師が薬歴を書いていない状況を30分ほど説明したが「文書にして送って下さい」と言われた。
すぐに文書を千葉事務所に郵送したが、その後も厚生局の動きがないため、約1カ月後に電話で確認すると「いただいた情報をどうするかは答えられない」という返事だった。
翌13年3月、福太郎本社は薬歴の記載状況を調べ、約17万件の未記載を把握した。この調査結果は各店舗の従業員が閲覧でき、未記載の薬歴数が担当の薬剤師ごとに示されていた。
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