エボラ新規感染者数、今年初の増加 WHO報告
2015年02月05日 09:26 発信地:ジュネーブ/スイス
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【2月5日 AFP】国連(UN)の世界保健機関(World Health Organization、WHO)は4日、ギニア、リベリア、シエラレオネの西アフリカ3国で確認されたエボラ出血熱の1週間当たりの新たな感染者数について、1月最終週の感染者数が前週より増加し、今年に入って初めて増加に転じたと発表した。
WHOは「3国すべてにおいて、1週間当たりの新感染者の数が今年初めて増加した」と発表した。
2月1日までの1週間で、エボラ熱感染の中心地となっている西アフリカ地域の3国全体で新たに確認された感染件数は124件に上った。
新規感染者に関する最新のデータによると、ギニアでは前週の30人から39人に、リベリアでは前週の4人から5人に、シエラレオネでは前週の65人から80人に、それぞれ増加しているという。
「今なお続く地域共同体での抵抗、ギニアでの感染分布の地理的な拡大、シエラレオネでの広範囲に及ぶ感染状況、新規患者発生数の増加など、(エボラ出血熱への)対応はいまだに重大な難題に直面している」とWHOは述べている。
最新の数字によると、世界全体ではこれまでに9か国で2万2495人がエボラウイルスに感染、うち8981人が死亡しているという。患者死亡のケースは、15人を除いてすべて西アフリカの3国で記録されている。(c)AFP