先日、ネットでも話題になった「グノシー採用チャンネル」のチャットUI。
「申し込みフォームって形が、PC時代の遺産なんだ」というのは本当に仰る通りの話で、
スマホでアクセスしているユーザーにPC向けの「申し込みフォーム」を表示するのは論外だとしても、
例えスマホ向けの画面にリサイズされていたとしてと、ズラッと縦長に入力項目が並んでいて、やっと頑張って入力終わった!と思って「次へ」を押したら「未入力の項目があります」とかエラーが出た瞬間に「百年の恋も醒める」ワケです。
スマホに最適化された入力UIは何か?
エントリーフォームがあまりにイケていないことによって、せっかく興味を持ったユーザーが離脱しまくってしまい、せっかく集客をしても購買や会員登録といったコンバージョンに至らない、という不幸を解決する方法を考えるEFO(Entry Form Optimization / エントリーフォーム最適化)に特化したASPを提供したり、コンサルティングを行う企業があるくらい、重要なテーマなのです。
採用領域も例外ではなく、転職サービスのユーザー登録にせよ、企業の採用サイトの求人応募にせよ、あまりにもエントリーフォームが煩雑なことによって、その過程で心が折れて熱くたぎった気持ちが静かに冷めていくワケです。
そこに対して「チャット型」という一つの可能性を示したのが「グノシー採用」だったワケですね。
*少し話は脱線しますが、先日リリースした「リクナビNEXTスマート応募」はまさにこの離脱率を下げたい、ムダを減らしたいという思いで開発しています。
離脱率を極限まで下げた「ジョブクル」の会員登録UI
ここで一つ紹介したいのが、チャット形式で気軽に転職エージェントに相談できるアプリ「ジョブクル」の登録UIです。
リリース間も無くアプリをインストールして使ってみて感じたのは、何よりも登録情報の入力ストレスがめちゃくちゃ低いということ。
ジョブクルをリリースされたSmiloopsの仲子社長にお伺いしたところ、「詳細の数値は明かせないものの、当初の想定を遥かに上回る離脱率の低さ」とのこと。
実際に見ていきましょう。
起動後の画面。
「今すぐはじめる」をクリックします。
Facebookアカウントとメールアドレスのいずれかで登録ができます。
「あなたのことを教えて下さい」ね。
はいはい。
(でも、どうせ面倒なんでしょ…)
性別をタップで選ぶ。
生年月日をプルダウンで選択。
転職回数をタップ。
年収をプルダウンで選択。
業種をプルダウンで選択。
お次は職種。
企業名を入力。
ここにきてはじめて「入力」がでてきます。
「株式会社」がデフォルトで入っていたり、タップで簡単に挿入できるようになってたりすると、さらに負荷が減りそうです。
3パターンからタップして転職意欲を選択します。
希望の業種をプルダウンで選択。
転職活動にあたって重視するのか、しないのかを「成長できる環境が良いか」「キャリアチェンジしたいか」「年収アップにこだわるか」の3つの軸でそれぞれ選択します。
次は、「プライベート重視か?」「大手志向か?」「専門的なスキルを身につけたいか?」の3つの軸において、重視する度合いを選択します。
はい!以上終了です。
え?もう終わり?
1分、いや場合によっては30秒くらいで完結してしまう。
これは離脱率が低いワケです。
「タップしてチャットへ」を押してみましょう。
自分の経験や志望、企業選びの軸に合ったエージェントがマッチングされ、気になったエージェントにすぐにでも相談できるようになりました。
これにて登録完了です。パチパチ。
「チャット形式によって、転職相談ははかどるのか?」
というサービスそのものの命題に対しては、まだ何とも言えないなと思っていますが、
少なくともこの登録UIに関しては本当に素晴らしいなと。
登録CVRイノベーションですよ。
*間違って選択してしまった場合、前の項目に戻れない、といった改善ポイントは多々ありますが。
あらゆるアプリにおける登録UIの改善に参考になりそうです。
今後の展開に注目ですね。