-
この時代が生んだ「かけがえのない」音楽の形 fhánaインタビュー
バンドもボカロもアニソンも統合する、第一期fhánaの集大成が示した「憂鬱」
-
BOOM BOOM SATELLITES、残酷な運命から希望を描いた傑作
4度の脳腫瘍発症、残り2年の命を懸けてでも、音楽を作り続けた生き様を綴る
-
どこよりもわかりやすい、戦後美術のスター『高松次郎展』ガイド
会田誠が「誇るべき先輩」と語った、ミステリアスなアーティストの軌跡
-
『クリエイターのヒミツ基地』
Twitter、LINEで大ブレイク中、「にゃっちーず」の作者、かわベーコン登場
-
さかいゆう、孤独を極めた先で得た一流ミュージシャンからの信頼
親友の死が転機、22歳で単身渡米。求められる人間になるまでの道のりを語る
-
荒川ケンタウロス、スピッツや坂本九の深淵を探る。いい詞とは?
スピッツやフィッシュマンズに通ずる普遍性を武器に、いよいよメジャー進出
-
衣装がステキ、映画『繕い裁つ人』三島有紀子×伊藤佐智子対談
服には内面が表れる? ファストファッションの時代に考えたい「服の魔法」
-
制服を脱いだ10代ガールズバンド、可愛いだけじゃない意外な顔
高校卒業後メンバーが離ればなれに。初めてぶつかったトラウマになるほどの壁
-
水曜日のカンパネラ、ヴァンパイアのゆる~い共同生活を鑑賞
鹿の解体や農作業をする、弱冠22歳の破天荒な歌うたいはなぜ吸血鬼に憧れる?
-
『メディア芸術祭』受賞、あらためて観る『クレヨンしんちゃん』
家族愛、日本人を描いた少し大人の『しんちゃん』 高橋渉監督インタビュー
-
シンガポールの至宝、テセウス・チャンに学ぶルールの破り方
シンガポールのデザインを変えた男とANREALAGEの国境を超えた共作
-
映像作家ひらのりょうと観る、鬼才画家・難波田史男の世界
美術館に収蔵されていた、知られざる「天才」の作品300点が一堂に展示
舞城王太郎、桜井亜美、乙一こと安達寛高が監督・脚本、コーヒー題材のオムニバス映画
2015/02/04 12:34
映画『ぼくたちは上手にゆっくりできない。』が、3月28日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。
同作は、「コーヒー」をテーマに掲げ、3人の小説家が「上手に何かをできない僕たち」の人生を描くオムニバス映画。乙一、山白朝子、中田永一の名義で作家活動を行う安達寛高、『MADE IN HEAVEN』『チェルシー』などの作品で知られる桜井亜美、『第16回三島由紀夫賞』を受賞した『阿修羅ガール』などの小説や漫画原作、アニメーションの監督など幅広く活動する覆面作家・舞城王太郎がそれぞれ監督・脚本・編集を担当した3作品で構成される。
安達が監督した『Good Night Caffeine』は、深夜の病院を舞台に、恋人の手術が終わるのを待っている青年と、コーヒーを飲んで眠れなくなったという少女の出会いを描いた作品。桜井が監督を務めた『花火カフェ』は、部屋に通ってくる宮本との関係性に溝を感じ、彼の心を取り戻したい染谷が、大切な思い出がある花火をもう一度したいと彼を誘う、というあらすじだ。舞城の実写初監督作品となる『BREAK』は、会社の応接室で何者かに襲われ、右手に傷を負った黒須と、黒須を見守る同僚の濱崎を描く。
なお、会場では来場者特典として、監督陣による書き下ろし冊子の配布を予定。さらに公開期間中は、トークショーなどのイベントも実施されるとのこと。詳細はオフィシャルサイトをチェックしよう。
作品情報
『ぼくたちは上手にゆっくりできない。』
2015年3月28日(土)からユーロスペースで公開
『Good Night Caffeine』
監督・脚本:安達寛高
エンディングテーマ:齋藤紘良“Atelier”
出演:
中村邦晃
庭野結芽葉
贈人
熊谷美香
小深山菜美
『花火カフェ』
監督・脚本:桜井亜美
出演:
小松彩夏
吉村卓也
小橋川よしと
『BREAK』
監督・脚本:舞城王太郎
エンディングテーマ:ルイ子“for now”
出演:
佐藤貴史
岸井ゆきの
中原和宏
酒井健太郎
蒲公仁
樟葉
愛下哲久
大政知己
葛堂里奈
酒井義
配給:リアルコーヒーエンタテインメント
(画像1、2枚目:『BREAK』 ©2015 REALCOFFEE ENTERTAINMENT、3、4枚目:『Good Night Caffeine』 ©2015 REALCOFFEE ENTERTAINMENT、5、6枚目:『花火カフェ』 ©2015 REALCOFFEE ENTERTAINMENT)
関連リンク
関連記事
- NEWS加藤の小説『ピンクとグレー』を行定勲が映画化、出演に中島裕翔、菅田将暉ら(2015/01/14)
- 乙一が岩井俊二監督の初アニメ長編『花とアリス殺人事件』をノベライズ(2014/12/02)
- 舞城王太郎が監督・原案・脚本で参加、スタジオカラー×ドワンゴの短編アニメ企画(2014/10/27)
- 山下達郎が嵐・相葉主演『デビクロくん』で30年ぶり映画音楽監修、挿入歌に竹内まりや(2014/09/17)
- 小泉今日子の自伝的エッセイがドラマ化、『戦う女』主演は門脇麦&エリイらのトークも(2014/09/16)