Ready吉祥寺はふたりの思い出のデートスポット
先日行われたPLANS PLANSのワークショップ 「人を巻き込むプランづくり〜東京を巡る “ストーリー” をつくる〜」。たくさんの学生たちが集まって、様々なコンセプトの東京お出かけプランを考えました。
そこで今回は、「過去の思い出のデートの地を再訪し、昔の懐かしい記憶を呼び起こす」というコンセプトを掲げた、チームDのプランを実際におこなってみました。
取材にご協力いただいたのはこちらのおふたり。残念ながら冷たい雨が降る日でしたが、しっかり防寒対策をしていらっしゃってくださいました。
「吉祥寺に来るのは何十年ぶりかしら」と奥さま。中央線沿線にお住まいだそうですが、なかなか訪れる機会がないそうです。
今回は、二人の思い出スポットを吉祥寺にて巡り、お互いへのメッセージカードを書いていただきました。メッセージと一緒に、40年前のデートコースをご紹介していきます。
13:30吉祥寺デートの名物「元祖丸メンチカツ」をぱくり!
吉祥寺 さとう、土屋商店、小ざさ
吉祥寺で長年愛されている精肉店「吉祥寺 さとう」。常に長蛇の列ができている超人気店です。
「昔からこの行列は変わらないのよね」と奥さま。会ったばかりの私(筆者)の緊張をほぐすため、たくさん思い出話を聞かせてくださいました。「この人、雨男なのよ」「本当、僕が出かけると雨が降るんだよなあ」と、悪天候も笑いに。
周辺のお店にもゆかりがあるようで、向かいの「土屋商店」がお気に入りだという奥さま。「スタッフの方が昔の事務服みたいなの着ていて、懐かしいのよね」とのこと。ここでよく買い物をしたそうです。外観も雰囲気も、何も変わっていないのだとか。
ほか、「さとう」の隣の羊羹屋「小ざさ」は始発で並ぶ勢い(!)の超名店だと教えていただきました。吉祥寺には老舗が多いみたいですね。
そうこう話している間に、メンチカツをゲット(1個200円/税込)。松坂牛を使った重厚な「元祖丸メンチカツ」は、まるで野球ボールのよう! かじった瞬間に肉汁がじゅわーっと溢れ出て、アツアツでたまりません。玉ねぎの甘みと肉本来の旨みで、冷えた体が幸せいっぱいに満たされます。
メッセージカードに「アツアツで40年前と変わらず、美味しかったね」と書いてくださった旦那さま。変わらない味、久々に一緒に味わえてとっても嬉しそうでした。
奥さまは「ひさしぶりに食べたさとうのメンチカツおいしかったね! 雨なのに行列はやはり長かった。さすが〜」と書いていました。
おいしいおいしい、と言い合うさまは、昔ときっとなんら変わりありませんね。
やっぱり吉祥寺デートには「さとうのメンチカツ」が外せません!
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営業時間
9:00〜20:00(メンチカツの販売は10:30〜)
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利用金額
1個200円(税込)
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TEL・予約
0422-22-3130
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URL
店舗情報はこちら (公式HPへ)
14:30「井の頭自然文化園」は今も昔も吉祥寺デートの超定番スポット
井の頭自然文化園、井の頭動物公園、彫刻館
1942年に開設された「井の頭自然文化園」は、おふたりにとっても定番のデートスポットだったそう。取材当時には紅葉がたっぷり熟していた園内を散策しに行きました。
今でも「井の頭自然文化園のボートにカップルが乗ると別れる」という都市伝説がありますが、奥さまは「私たち、別れてないね」とひと笑い。仲の良いおふたりを見ていると、まったくのデタラメだったんだなあ、と納得です。
ふたりは園内にある「井の頭動物公園」へ。いくつかの動物は雨のため檻の中に入ってしまっていましたが、十分に楽しめました。「かわいいね」「立派だね」という小さな会話が、なんだかくすぐったい。
お目当てだったゾウのはな子は、残念ながら時間切れでした。60年近く前からここにいるはな子は、ふたりにとっても馴染み深い動物だったため、ちょっと残念。
「ほかの動物は全然見たことがなかったけど、はな子だけは特別よね」と奥さま。モニターに映されたはな子の様子を見て、「しっかりと立っててよかった」「元気でいてね」とエールを送っていました。
奥にあるこちらの彫刻館は、奥さまのお気に入りスポットだそうです。旦那さまは「この人が好きだから」とお付き合い。
私(筆者)も知らなかったのですが、ダイナミックな作品がいろいろ見られる彫刻館はかなりの穴場でした。ふたりでのんびり彫刻鑑賞タイムです。
ここでのメッセージカードには、「はな子と一緒に年をとってきたんだなあ」と旦那さま。「ウィークデイの雨の日の散歩は人がいないので、ふだん気づかなかったものがいろいろ見えたね」と奥さま。
今日の井の頭は美しくって日本画みたいね、とおっしゃった奥さまが印象的でした。
週末や昼時はほかのお客様が多いので、デートは平日夕暮れがおすすめ。
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営業時間
9:30〜17:00
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利用金額
大人1名400円(税込)
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TEL・予約
0422-46-1100
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URL
店舗情報はこちら (公式HPへ)
16:00吉祥寺デートの思い出スポットを巡り、最後は「くぐつ草」のカレーをいただき!
ハモニカ横丁、吉祥寺バウスシアター、外口書店
吉祥寺駅に戻り、「ハモニカ横丁」へ。ハモニカ横丁とは、吉祥寺を代表する昔ながらの路地裏商店街のこと。「変わらないね」「昭和のままね」と懐かしむおふたり。
すでに取り壊しの工事が始まっている「吉祥寺バウスシアター」へも行ってみました。若い頃からふたりが利用していた大切な映画館だったそう。無くなってしまうのは寂しいですね…。
古書店「外口書店」はお休みの日。本が好きなおふたりはよく通ったそうです。「また来よう」とおっしゃっていたので、今度は私(筆者)がいない時にぜひ。
くぐつ草
アーケード内の散策もほどほどに、ふたりは「くぐつ草」へ。地下にあるこちらのお店は、1979年創業の老舗カフェです。ふたりはよくここでカレーを食べたのだとか。
▲写真提供:くぐつ草様
店内は洞窟のような不思議な空間。ずっしりとした木のイスとテーブルが心を落ち着かせてくれます。数々のメディアにも取り上げられている、吉祥寺の有名店です。
ふたり並んで、思い出話に花が咲きます。
自慢のコーヒーがついた「くぐつ草カレーセット」は1,630円。こちらのカレーの味も、若い頃と全く変わっていないのだとか。コクのある濃厚なルーとレーズンが載ったライスの相性は抜群です。
「久しぶりに食べた」と、おふたりとも大満足の様子。
最後のメッセージカードタイム。
「ミニシアターはつぶれたけれど、吉祥寺の街は変わらないな。くぐつ草のカレーの味も、久々に思い出した。味に深みがあるね。うん十年ぶりに訪ねたけど、店の雰囲気も変わってなくて嬉しかったよ」と旦那さま。
「好きな映画を見られた小さな映画館が解体工事をしていた。古い街並が変わっていくのは寂しいけれど、街の呼吸として避けられないのかもしれないね。穴ぐらのようなくぐつ草のカレーの味は、変わらない味。ありがとう、と思わず言いたくなった」と奥さま。
最後に「つれ合いとともに数十年変わらず私を包んできてくれて、ありがとう」と締めくくられた奥さまのカードに、思わずほろり…ときてしまいました。
若い人も楽しめる趣たっぷりの老舗カフェ、素敵でした。
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営業時間
10:00~22:00
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利用金額
くぐつ草カレーセット1,630円(税込)
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TEL・予約
0422-21-8473
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URL
店舗情報はこちら (公式HPへ)
FinSEE YOU NEXT PLAN
くぐつ草を出て取材が終わると、「僕らもう少しこのへん見たいから」と言って街中に消えたおふたり。取材後も素敵なデートをしていたことと思います。
変わったり、変わらなかったり。そういうのを味わいながら何十年も連れそうおふたりが、とっても羨ましかったです。ふたりの吉祥寺デートは、今も変わらずかけがえのないものでした。
今回取材にご協力いただいたおふたり、本当にありがとうございました!