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僕は、レールの上を歩くのが得意だった。
僕はとても普通な暮らしをしています。大学を出て、サラリーマンになる。普通の暮らしをするのは、わりと上手な方だと思っています。
だけど、レールから外れてみたくなったときもありました。そうした思いが強かった頃は、インドのベンチャー企業でインターンしていた、なんてこともありました。
今は別にそんな願望はありません。だけど時折、ちょっとの間くらいは普通の生活をやめてみたいと思うのです。そう、旅の時くらいは。
目的地のない旅
旅をしばるもの
旅行に行く時、みなさんは何を決めてからでかけますか?
日程を決める。そのためにまずお休みを確認しましょう。
旅先を決める。そのためにはガイドブックでも読みましょうか。
ガイドブックを読んだなら、有名な場所をピックアップしておきましょう。
でも、そうして決められた予定通りの旅は、本当に楽しいのでしょうか?ガチガチに決められた旅。それはもう、仕事のタスク・ToDoと変わらないと僕は思います。
そんな僕が、今したい旅
例えば好きな人と会うことを想像してください。
普通ならば、時間や場所を決めて会うでしょう。だけど、仕事帰りに、約束もしていないのに偶然出会ったとしたら、いつもの何倍も嬉しいと思いませんか?
旅も同じなんだと思います。観光地で地図に従って歩いていけば、それはそれは美しい景色に出会えることでしょう。
だけどそれよりも、偶然迷い込んだ横道を抜けた先にあった風景の方が、より感動は大きいと思うのです。
僕は今、そんな旅がしたいのです。
目的地を決めずに電車に乗り、何となく気になった町で降りてみる。知らない町を歩いていくと、段々と人気がなくなり、代わりに現れたのは田園風景。
どこにでもある景色。だけど田んぼを彩る夕景、新緑、秋のこがね。そのどれもが僕の好きな景色です。
何でもない景色で良いから、偶然の出会いをしてみたい。ガチガチにルートを決めるのではなく、少しそのレールから外れてみたい。
そんな旅が、したいのです。
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