「コミュニティマネージャー」という職業や役割、意義にここ数年、急速に注目が集まっているようです。実は発祥の地である米国でも定義があいまいな部分もあるのですが、コミュニティマネージャーとは広い意味で企業、組織などの潜在・既存の顧客や会員、または内部の社員同士の関係構築をオンライン・オフラインの活動を通じて深め、事業や組織の活性化を促す存在として認識されています。
コミュニティマネージャーを語る際、ソーシャルメディアの運用をおこなうソーシャルメディア/マーケティング・マネージャー、あるいは地域の草の根活動、同窓会、テーマに基づいたオンラインのコミュニティの運営者(幹事)をも含む、広い意味で議論されることがあります。
ソーシャルメディアやスマートフォンが登場したことにより、ソーシャルメディア担当者を始めとして、広報・IR、カスタマーサポート、商品開発を含めた組織内外におけるあらゆるコミュニケーション機能を担うことを期待される風潮も実際に強くあるように思います。
ただ、一人の担当者がすべて実施するかはともかくも、組織内外の多様なステイクホルダーとコミュニケーションを取る際、透明性、信頼醸成、双方向性、適切なテクノロジー活用など、根底に通じるエッセンスとしては相通じるものが多くあるのではないかと思います。そんな視点に基づいて、今回は幅広く「コミュニティマネージャー」というトピックを取り上げてみたいと思います。
特に過去数年を通じて感じるのは、名刺に「コミュニティマネージャー」と記載された人が海外や国内でも増え、イベントやカンファレンスなどで話題にのぼることが急速に増えていることです。毎年1月の第4月曜日に設定されている「コミュニティマネージャー感謝の日」は今年で6年目を迎え、1月26日(月)には、日本を含め全世界で関連イベントが数多く予定されています。
たとえば昨年11月には「EGG JAPAN(日本創生ビレッジ)」主催で「The Power of Community~日本とU.S.のコミュニティマネージャーに聞くコミュニティの力」と題したイベントが東京・丸の内で開催され、「ピンタレスト・ジャパン」、「クックパッド」、「ツイキャス(モイ株式会社)」、「リンクトイン・ジャパン」、「Zendesk Inc」、「エバーノート」、「Uber Japan」、「Airbnb Japan」などの注目企業のコミュニティマネージャーや担当者が登壇。会場にも200名近くの人が集い、活発な議論や交流がおこなわれていました
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