トップページ科学・医療ニュース一覧がんの種類ごと 病院の検索システム
ニュース詳細

がんの種類ごと 病院の検索システム
1月10日 10時40分

がんの種類ごと 病院の検索システム
K10045892911_1501101521_1501101525.mp4

全国のがん拠点病院が、がんの種類ごとにこれまで何人の患者を治療してきたのか各病院の実績を検索できるシステムが開発され、国立がん研究センターは、どの病院で治療を受けるのか決める際に役立ててほしいと話しています。

この検索システムは、全国407のがん拠点病院で治療を受けた患者200万人のデータを基に、国立がん研究センターが開発したものです。
肝臓がんや肺がんなどがんの種類を入力すれば、各拠点病院が平成24年までの4年間に何人の患者を治療したのかその実績を調べることができます。
希少がんで治療経験を持つ医師を探すことがなかなかできなかったという患者でも、どの病院に治療したことのある医師がいるのかすぐに知ることができるということです。
システムの利用は、全国のがんの拠点病院に設置されているがん相談支援センターなどの窓口で専門の相談員と共に行え、電話でも受け付けているということです。
システムの開発を担当した国立がん研究センターがん政策科学研究部の東尚弘部長は、「珍しいがんだということで、どこの病院に行ったらいいのか主治医からも分からないと言われるケースも少なくない。情報がなくて困っているという方は、このシステムを病院探しに役立ててもらいたい」と話しています。

関連ニュース

k10014589291000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ