イケてない自称「起業家」の共通点

ここ最近またイベントなど再開したこともあって新しい起業家の方とお会いする機会が増えてます。(スタートアップ会員の方を優先して取材してますのでぜひご登録を!※宣伝です)

で、お話聞いてて「うーん、、イマイチ」と思う方の傾向を少し整理してみるとこんな感じになります。ちなみにサービスの内容はほぼ、共通して「関係ない」です。明日変わるかもしれないし。

1:それが今までなかった理由を語れない
2:夢を語らず、テクニックを語る
3:事業がセコい、考え方が常に内向き

ひとつめの「なかった理由」ですが、これはもう鉄板で、これを理路整然と語れる方は本当に強いですね。

掛け合わせる要素はマーケット、起業家の出自(ストーリー)、技術、資金や人などのリソースで、その人が「やるべきであり、やれることであり、やってほしいことであり、いまやるべきこと」がピタリとハマるかどうかなので、本当に確率は低いです。

逆にイケてないのはこれまであったものに「こんな機能をつけたんです、いままでなかったでしょ」というパターン。ごまんと頭のいい人たちが昼夜問わずサービス考えてる中で、付け焼き刃が通用すると思ってる時点でアウトですね。想像力がないというか。

そしてそういう方に多いのですが、自分のやるべき夢ではなく、目の前のテクニック、たとえば資本政策がどうだとかそのスクリプトがどうだとか、ものすごい手段を自慢するように語る傾向があります。特許「だけ」を取り立てて自慢するタイプの方とか。

勉強は大変いいことだと思うんですが、起業に関してはやはり経験に勝るものはありません。一個一個痛い目に会いながら学んだ知識を血肉にしてる方は自然とテクニックではなく、夢を語ってくれるんですよね。

最後のセコい人なんですが、まあ、年食った人に多いです。業界内でここのスペースがあいてるから稼げそうとか、そういうの延々と話されてもわかんないです(笑。

金引っ張るのがえらく巧いのも傾向としてあるかな。自分と周囲数人が生きていく糧を確保するのに必死で、外向きには「成長を目指します」ってリスクマネー引っ張るのが巧いですよね。

生きていくのは大変です。