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マクドナルドのナゲットに異物混入 販売中止に
1月5日 18時12分

日本マクドナルドは、青森県の店舗で販売されたチキンナゲットの中に異物が混入していたことが分かったとして、この商品と同じ日にタイにある同じ工場で作られたチキンナゲットについては全国の店舗で販売を中止することになりました。

日本マクドナルドによりますと3日、青森県三沢市の店舗で「チキンマックナゲット」を購入した客から「中にビニール状のものが入っている」と連絡があり、店で調べたところ、商品の1つに異物が混入していた状態が確認されたということです。
会社は現在、詳しい原因を調査していますが、ほかの商品にも異物が混入しているおそれがあるとして、この商品と同じ日にタイにある同じ工場で作られたチキンナゲットについては全国の店舗で販売を中止することになりました。
日本マクドナルドは去年、中国・上海の食品加工会社が使用期限切れの食材を加工し、出荷していたとされる問題が明らかになって以降、チキンナゲットはすべてタイにある3つの工場で加工していて、国内の店舗では冷凍された状態のものを油で揚げて提供しているということです。
日本マクドナルドは中国の食品加工会社の問題をきっかけに売り上げが大きく落ち込んでいて、去年11月まで5か月連続で2桁のマイナスとなっています。
今回、販売を中止するのは1つの工場の一日分の製造量にとどまり、各店舗には在庫があることから、今のところ全国のチキンナゲットの販売には支障は出ないとしています。
日本マクドナルドは「お客様にご心配をかけて誠に申し訳ございません」と話しています。

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