2014年11月29日21時23分
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(55)がスペイン1部リーグ監督時代の八百長疑惑で本格捜査の手続きが始まる見通しと報じられ、日本サッカー協会の霜田正浩技術委員長は29日、「いろいろな情報を集めている」と話し、今後の対応について検討していることを明らかにした。
スペイン紙マルカ(電子版)が28日に報じた。それによると、疑われているのは、2011年5月のスペイン1部リーグ最終節レバンテ―サラゴサ戦。サラゴサが2―1で勝って残留を決めた試合で不正があったとされる。スペインの検察の調べでは、試合前にサラゴサ元会長からサラゴサを率いていたアギーレ監督や数人のサラゴサ選手の口座にお金が振り込まれたことが明らかになっている。
同紙によると、サラゴサの元会長ら幹部、アギーレ監督、選手ら35人以上が、12月1日か2日に告発される見通しという。スペインの司法制度では、告発が受理されれば、裁判所の予審判事の指揮で本格的な捜査が始まる。必要ならアギーレ監督が出頭を求められ、事情聴取を受ける。そうした捜査の結果、起訴されるかが決まる。
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