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看護師、患者150人以上殺害か=「退屈しのぎ」と供述―独

時事通信 11月29日(土)6時21分配信

 【ベルリン時事】ドイツ北部の病院で患者に薬物を無断で投与し、3人を殺害した罪に問われた看護師の男(37)=公判中=が150人以上の死亡に関与した可能性があることが明らかにされた。検察側が指摘したもので、空前の大量殺害事件に発展する恐れが出てきた。
 DPA通信などが28日までに報じたところによると、男は2003〜05年、北部デルメンホルストの病院に勤務。看護師には投与が認められていない不整脈の治療薬を患者に使い、異常の出た患者を蘇生できるか試し、結果的に死亡させていたとみられている。男は調べに対し、「退屈しのぎ」にやったと供述した。 

最終更新:11月29日(土)9時21分

時事通信

 

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