このチュートリアルでは新旧さまざまなウェブデザイナーが蓄積した知識が詰まった本を紹介します。
食品業界や外食産業で働いている人ならご存知だと思いますが、食品を売るにはまず顧客の視覚に訴えることが大切で、味覚はその次です。
それにも関わらず、食品関係のウェブサイトのオーナーの多くが、サイトの訪問者がまず最初に見た目で購入を決めるということを忘れてしまっているのはおかしな話です。
実際、あなたのお住まいの地域のレストランが運営するウェブサイトを開いてみてください。
全体のデザインの中でメニューなどの文字情報に集中し過ぎていて、ジュージューと焼けるステーキやパスタの芳醇な香りで思わず注文をしたくなったり、友達に話したくなったりといった視覚に訴える工夫がなされていないことがお分かり頂けるでしょう。
食品関連の素敵なウェブサイトを作成することはそれほど難しいことではありませんが、その手助けとなる便利なヒントを集めてみました。
レスポンシブウェブデザイン(著者:Ethan Marcotte)
レスポンシブデザインは外せません。
すでにウェブサイトの作り方を知っている人向けの本で、読みやすい本です。
たくさんの価値ある情報が含まれています。
HTML5とCSS3を使ったレスポンシブウェブデザイン(著者:Ben Frain)
レスポンシブデザインの勉強を始めるのにとてもいい本です。
HTML5とCSS3でもっとも便利な要素にフォーカスされています。
この2つを知らない人には必読書です。
HTML5とCSS3を学びながら、レスポンシブウェブデザインの基礎も同時に学べる素晴らしい本です。
ワードプレスでのレスポンシブデザイン(著者:Joe Casabona)
ワードプレス用のレスポンシブなテーマやプラグインを作りたいのに、どこから手を付けていいかわからない。
そんな人はこの本を読むといいでしょう。
読みやすく、中身もしっかりしています。
美しいウェブデザインの原則(著者:Jason Beaird)
ウェブデザインの基礎を一通り勉強するのに最適な本です。
色の選び方やタイポグラフィからはじまって、良いデザインを生み出すステップをすべてカバーしています。
無駄な部分がありません。
頭を使わせるな(2014年版)(著者:Steve Krug)
この本を読んだことがなくても、名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。
これは多くのデザイナーのバイブルとなっています。
これを読めば、どのようにレイアウトすべきか、ユーザーはどのようにページを呼んでいるか、機能するナビゲーションとはどのようなものか、がわかるようになります。
あなたのデザインがユーザーの目にどう映っているかを知ることができます。
これはとても役立つスキルです。
タイポグラフィーの要素(4版)(著者:Robert Bringhurst)
グラフィックデザインにかかわっている人向けの素晴らしいスタイルガイドです。
フラットデザインがあふれる現在で、フォントの選び方がとても重要であるとことを考えれば、絶対に読むべきです。
失敗しないウェブデザイン:XHTMLとCSSを使って、柔軟性を高めつつ最悪なシナリオを避ける(著者:Dan Cederholm)
成功するウェブデザインに共通する要素とはなんでしょうか。
それは、柔軟性、可読性、そしてユーザーコントロールです。
この本では、XHTMLとCSSを使って、これらを実現する方法が学べます。
次も読みましょう:
・ウェブサイトの訪問者に驚きを与えるデザインの小技
・ウェブ開発ツール向けの、絶対に外せないCSSチュートリアル13個
・必要不可欠なCSS小技
・訪問者のユーザーエクスペリエンスを拡大する、高度なウェブテクニック
CSS3:ミッシングマニュアル(著者:David Sawyer McFarland)
CSS熟練者なら知っておくべきことがらすべてが詳細に書かれている本です。
多くのデザイナーに関係する本です。
ヘッドファーストウェブデザイン(著者:Ethan Watrall, Jeff Siarto)
自分のメッセージを効果的に伝えつつ、アクセシビリティやユーザビリティは損なわせたくない。
そんな美しいページを作りたいなら、この本は大変参考になります。
HTMLとCSS:ウェブサイトのデザインと構築(著者:Jon Duckett)
この本は、新人のウェブデザイナーや個人のブログを最新のものにしたいと思っている人の間でとても人気があります。
ここに書いてある技術的なことはどれも理解しやすいように書かれています。
最初から最後まで通して読むこともできるし、興味のあるところだけを読むこともできます。
とても参考になる本です。
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別のおすすめ本はありますか?
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引用:Web Design Library 著者:AliceL 翻訳:なかけん