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菅直人氏 地元に張りつき「原発ゼロ」訴えも…有権者反応は?

前回選挙同様「原発ゼロ」を掲げ、駅頭で演説する菅直人氏
前回選挙同様「原発ゼロ」を掲げ、駅頭で演説する菅直人氏=東京都武蔵野市内
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 衆院選へ向け、民主党の首相経験者2人の選挙戦は対照的だ。東京18区の菅直人氏(68)は選挙区での議席奪取を狙い、地元に張りついて「原発ゼロ」を訴える。一方、千葉4区の野田佳彦氏(57)は、選挙期間中は他候補の応援に回ることを想定し、“貯金”戦法を敷いている。

 菅氏は26日、大票田である府中市内の府中本町駅でマイクを握り、その後は支援者回りを続けた。当選11回を誇るベテランならではの“カン”なのか、解散風をいち早く察知。今月13日から、5カ月ぶりに駅頭での演説を開始した。これまでの安倍政権への批判や、持論である「原発ゼロ」を時折、大きな手ぶりを交えて有権者に訴えた。

 東京に「25」ある選挙区のうち、18区は2005年の郵政選挙で民主が唯一守った“最後のとりで”。前回は、首相時代の原発事故対応への批判が集中し、自民の土屋正忠氏(72)に初めて議席を明け渡した。比例で復活したが、投開票日翌日未明にようやく決まるという辛酸をなめた。

 選挙期間中は他候補の応援にはほとんど回らず、“妖怪・地元縛り”に遭ったかのごとく、地元から離れず、足元を固める戦法。それでも「前回に比べビラも受け取ってくれるし、ケンカを売ってくる人もいない」(陣営)と手応えを感じている様子。だが、菅氏に握手を求めてくる人の姿は数えるほどで、多くが見向きもせずにスルーする状況だ。菅氏の姿が見えていないのか!?

 ある有権者は「もう終わっちゃってる人だからね」と冷ややかに話した。

[ 2014年11月27日 05:30 ]

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