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米大統領が感謝祭の七面鳥に“恩赦”
11月27日 9時07分

米大統領が感謝祭の七面鳥に“恩赦”

アメリカで、感謝祭の祝日を前に、オバマ大統領が食卓に上るはずだった七面鳥に対し、「大統領権限」を使って特別に「恩赦」を与える恒例行事がホワイトハウスで行われました。

アメリカでは11月の第4木曜日を感謝祭として祝い、家族そろって七面鳥の丸焼きを食べる習慣があります。
この祝日を前に26日、ホワイトハウスでは、食卓に上るはずだった七面鳥に大統領が特別に「恩赦」を与える恒例行事が行われました。
この際、オバマ大統領は、先週、野党・共和党が反対するなか、議会の承認を必要としない大統領権限を使って移民制度改革に乗り出したことを念頭に、「私は七面鳥を救うため、きょうも正当な権限の範囲内で行動を取る。これは民主・共和両党の大統領がこれまでも取ってきた行動だ」とおどけ、笑いを誘っていました。
67回目となることしは、インターネットによる投票で選ばれた七面鳥がオバマ大統領の「恩赦」によって調理を免れ、南部バージニア州にある歴史的にも有名な農場で余生を送るということです。
アメリカでは、今月行われた議会の中間選挙で勝利した共和党が攻勢を強め、オバマ大統領との対立が激しくなっていますが、感謝祭に合わせて議会も休みとなり、政治的に短い休戦に入ります。

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