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ヘリ不時着 エンジン壊れるとの思い込みが原因
11月27日 10時10分

ヘリ不時着 エンジン壊れるとの思い込みが原因
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去年、松山市で民間のヘリコプターが不時着し1人がけがをした事故で、国の運輸安全委員会は、機長が飛行中に異常な音を聞き、エンジンが壊れると思い込み、竹やぶに不時着したことが原因だとする報告書を公表しました。

去年3月、広島県福山市から松山空港に向かっていた個人所有のヘリコプターが松山市の竹やぶに不時着し、機長がけがをした事故で、国の運輸安全委員会は27日、報告書を公表しました。
それによりますと、機長は飛行中にエンジンから異常な音が聞こえたため、エンジンが壊れると判断し、たまたま視界に入った竹やぶに不時着したということです。
ところが、事故後に機体を調べたところ、エンジンそのものに異常はなく、一定時間飛行できる状態だったということで、報告書は機長が操縦席の計器でエンジンの状態を確認しないままエンジンが壊れると思い込んだとしています。
不時着した現場付近には、水田など平らな場所が多くあることから、報告書は機長がエンジンの状態を正確に把握し、着陸先に竹やぶ以外の場所を選べば事故は避けられた可能性があるとしています。

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