ニュース詳細

ジョニー大倉さん死去
11月27日 11時56分

昭和40年代に一世をふうびした伝説的なロックバンド「キャロル」の元メンバーで、ミュージシャンのジョニー大倉さんが、今月19日、肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。
62歳でした。

ジョニー大倉さんは神奈川県の生まれで、昭和46年、矢沢永吉さんらとロックバンド「キャロル」を結成し、翌年デビューしました。ジョニーさんはギターとボーカル、それに主に作詞を担当し、矢沢さんとコンビを組んで「ファンキー・モンキー・ベイビー」や「ルイジアンナ」など、ヒット曲を次々に生み出しました。
キャロルは、リーゼントに革ジャン姿という独特のファッションに日本語を英語のように発音する特徴的な歌い方で熱狂的な人気を誇り、僅か3年間の活動期間ながら日本のロックシーンに大きな影響を与えました。
昭和50年にキャロルが解散したあと、ジョニーさんはソロでの音楽活動を再開するとともに俳優としても映画やドラマに数多く出演しました。
このうち、昭和56年の映画「遠雷」では、人殺しをして道を踏み外した青年を巧みに演じて、日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞するなど、俳優としての存在感を示しました。
ジョニーさんはその後、長く音楽活動を休止し、平成18年に活動を再開しましたが、去年5月に肺がんが見つかり、治療を受けていた東京都内の病院で今月19日、肺炎のため亡くなりました。
ジョニーさんが亡くなったことについて、矢沢永吉さんは「非常に残念です。心からお悔やみ申し上げます」というコメントを出しました。

関連ニュース

k10013526971000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ