日本が好きだと言いにくい時代
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日本が好きだと言いにくい時代

2014-11-27 11:36
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俺ほどちらかというと日本が好きなんだけど、最近は日本が好きだと言いにくいなって感じてる。それだけではなく、日本の話題すら話しにい。

なんでそう感じるのかっていうと、愛国心みたいなのが向上してたり、反愛国心みたいなのが盛り上がったりしているからです。

ヘイト・スピーチ人間だったり、リベラル人間と同じに思われるのが嫌っていうわけではなくて、俺の好きな日本の文化が微妙だから面倒なことが多い。例えば明治の末から大正時代に書かれた日露戦争関係の作品には、日本の軍人が大砲でロシア兵をボッコボコに殴り殺して旅順攻略してしまう物語がいくつかある。



日本兵に大砲でブン殴られるロシア兵の図

これは一種の愛国心ギャグで、当時この作品を真面目に読んだ人は日本人は強いって思うし、そうでない人は大砲あるなら殴らず撃てよってツッコミを入れながら読む。かなり昔から日本にはこういう高度なギャグがあっていうだけの話で、それだけの事実でしかない。自分の感想を書くとしたら、昔の日本のギャグはレベル高いなぁくらいのものでしかない。

ところが今みたいに愛国心とリベラルみたいなのが盛り上がっていると、こういう事実を愛国心っぽい文脈で読んだり、リベラルリーディングして、書かれてない事実で怒ったり喜んだりする人が出てくる。だから気を使いながら書かなきゃならないんだけど、そういうのが邪魔くさいし面倒くさい。

そんなことで嫌になるくらいなら最初から書くなッ!!!!とか言論の自由のために戦えッ!!!!!!みたいなゴミとそっくりの意見もあるんだろうけど、俺は特に主張とかなく、なんとなく好きなものを、なんとなく紹介してるだけだから、そんなこと言われてもなぁって感じがする。

ぶっちゃけ俺は今の政治とか社会にあまり興味がないので、なんでこんなことになってんだか、あんまり事情が分かってない。その上さっきも書いたけど、俺が好きな日本の文化っていうのは、良いとも悪いとも評価できないような微妙なものなので、誰がどういう話題でどういう風に気分を害するのか、明確に判断を付けるのが難しい。

そんなわけでたまに失敗すると、俺の人格やら性格があまり好ましいものではないというのもあいまって、コメント欄が厳しい人々からのありがたいご意見で目白押しになったりする。
そういう時は、おかしなこと書いてすみませんって気持になると同時に、邪魔くさいし面倒くさい時代だなぁって改めて認識する。

それで俺がなにを言いたいのかっていうと、特に言いたいことはなくて、これはただの愚痴なんだけど、自分の意思を明確に表明できない時代ってのはとにかく面倒くさくて邪魔くさいので、さっさと普通な感じになって欲しいところですねぇと思っている感じです。


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まあ、特に知識も何もないのにネット上で見た情報に踊らされて、発言内容を理解しないまま「中韓」とか「安倍」とか「自衛隊」という単語に反応して定型文を連呼しているだけですからね。
一度知り合いのネトウヨを完全に論破したことがあったんですけど、後になってグチグチ言い出して結局また最初と同じこと言ってましたからね。論理的に明らかにおかしいってこと完全に理解したようなのですが、そんなことはどうでもいいとか明言してました、名言でしたね。
彼らに右翼思想も左翼思想もありません、「私、霊感あります」というのと同レベルです、事実関係を無視した単なる思い込みです。
一応情報収集してる人もいるので、私はそういう人から使えそうな情報だけいただいてますね、それをどう見るのかは私の自由ですので。
7分前
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