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病院放火事件 関与認めた通院の男を逮捕11月27日 6時08分
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今月22日、東京・八王子市の東海大学医学部付属病院で、火のついた瓶やペットボトルが次々と投げつけられた事件で、警視庁はこの病院に通院している八王子市内に住む47歳の男が関与を認めたことから、27日未明、放火未遂の疑いで逮捕しました。
男はこの病院にたびたび苦情を寄せていたということで、警視庁で詳しい動機を調べています。
この事件は、今月22日の正午ごろ、八王子市にある東海大学医学部付属八王子病院の病棟の4階から8階のフロアに、男がガソリンとみられる油を入れて、発炎筒を取り付けるなどした瓶やペットボトルに火をつけて投げつけ、床や壁の一部が焦げたもので、煙が充満してスプリンクラーが作動し、患者が避難する騒ぎになりました。
警視庁は目撃されたジャンパー姿の男の行方を捜査していましたが、八王子内に住む職業不詳の曽我重幸容疑者(47)が26日、千葉県の市原警察署に出頭し、「自分がやった」と関与を認める供述をしたということです。
このため、八王子警察署で事情を聴いていましたが、容疑が固まったとして27日未明、放火未遂の疑いで逮捕しました。
警視庁によりますと、曽我容疑者は事件当日の午前中も形成外科を受診するなど、この病院に通院していて、病院に対したびたび苦情を寄せていたということです。
警視庁は、動機や詳しいいきさつを捜査しています。