Hatena::ブログ(Diary)

88047

2014-11-20

殺される前に殺れないものか・・・

 三橋貴明さんがキレ気味ですね。ムリもありません。消費税増税増税をするかどうかの判断(ですね)は一年半後に延期されましたが、景気条項は無くなるということなので、消費税増税確約されたも同然です。三橋さんによれば消費税増税の景気への悪影響は2〜3年は続くそうですから、結局、今回の8%への増税の影響を脱する前に再増税となり、日本国民はさらに酷いデフレ地獄に突き落とされることになるわけです。

 一方、青山繁晴さんが最新の関西テレビ「アンカー」でこんな事を言っていたようです。

 『財務官僚は、その、徹底的に政治家を回っていって、政治家を回っていって、何で財務省は、財務官僚は効果上げられるかというと、その、そうは言わねど目で言うわけですよ。あなた我々に抵抗したら、あなたのところが求めてる予算は付けませんよと。あなたの選挙区にも付けないし、あなたのやりたい、関連の、たとえば事業にも付けませんよっていうことを、目で語れるから、するとみんな政治家が言うこと聞いちゃって、その財務省にやっぱりガーッと圧迫されてるから、この財務省との妥協で、延期するだけで、次は必ず上げますと、いうことになっちゃうわけですよね。』
 

 「アンカー」野党マスコミ解散総選挙ネガキャンを論破!財務省に妥協した安倍総理の失敗
 http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1644.html#sequel
 (ぼやきくっくりさんのこの文字起こしは本当に助かります。ものすごい労力がかかっていると思うのですが、いつか本にでも出来るといいですね。)

 これは、国会議員にとってキツいですよね。これでは、財務省に目をつけられたら最後、地元の有権者と約束してきたことは何も出来なくなってしまいます。はっきり言って当選して国会に行った意味がほとんど無くなってしまうのです。逆に言えば、結局消費税増税確約となってしまったにしても、一年半の判断延期を決断した安倍総理は、それなりのリスクを負っていると言うことにもなります。

 しかし・・・国民が選んだ議員よりも強い権力を持つ財務官僚という存在というものを、私たちはどう考えたらよいのでしょうか。

 全くもって不条理です。

 それにしても、私には未だになぜ財務官僚がこれほどまでに増税にこだわるのかが理解できません。“歳出権の拡大”だとか、“財務省設置法第三条”だとか、彼らが増税にこだわる理由がいろいろと説明されていますが、どうにもこうにも、それがそんなに彼らの頭の中を占拠してしまうような重要事項なのかどうかが・・・皆目わからないのです。

 ところで、財務官僚にはSM愛好者が多いようですね。

 『財務省はとくに、再増税に慎重な議員に集中して押しかけた。同省幹部は、ある若手議員に再増税をしきりに訴えたという。

 「社会保障費が膨れ上がる中、消費税率がこんなに低いのは、国民を甘やかすことになる。経済が厳しくても10%に上げるべきだ」

 若手は「景気はかなり悪い」と反論すると、財務省幹部は「景気は回復していきます」と楽観論を振りかざした。』

 消費税率再引き上げ 財務省「予定通り」に固執し、官邸激怒
 http://www.sankei.com/politics/news/141117/plt1411170054-n1.html

 このままだと、国民は財務省のサディスト官僚達にしばかれまくることになりそうです。国民の側は、ただひたすら連中にムチ打たれ続けなければならないのでしょうかね。彼らを叩きのめす方法は、手段は、国民の側にはないのでしょうか・・・。

 残された時間は、あと一年半二年半。

 朝日新聞を糺す国民会議
 http://www.asahi-tadasukai.jp/

 ご協力お願いします。

f:id:ddzggcd:20141120231756j:image:w360
 

はてなユーザーのみコメントできます。はてなへログインもしくは新規登録をおこなってください。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/ddzggcd/20141120/1416493141