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エドワード・スノーデンがかつて掲示板に書き込んでいた、銃・ゲーム・政府

2013年6月、NSAによる個人情報の収集の実態をメディアに暴露したエドワード・スノーデン。彼がかつて、ハンドルネームを使って掲示板に書き込んでいた言葉の数々から、ナイーヴなネット市民としての姿が見えてくるようだ。

 
 
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TEXT BY JOE MULLIN
TRANSLATION BY SARA MIKATA

Ars Technica

スノーデンが英雄なのか、はたまた裏切り者なのかは意見が分かれるところだ。しかしひとつ明確なことがあるとすれば、それは彼が海外のテクノロジーブログ『Ars Technica』の活発な読者であり、また投稿者であったということだ。

ロイターが公表したスノーデンのプロフィール内で、「The True HOOHA」という彼のユーザーネームが明かされた。これは彼がアニメ専門サイトで使っていたIDで、「TheTrueHOOHA」として(スペースをツメたかたちで)、Ars Technicaでも使用されている。従って、このユーザーネームを用いた投稿がスノーデンである可能性が非常に高いと推測されているのだ。

スノーデンとみられるそのユーザーは、2001年にArs Technicaに登録している。当時スノーデンは17歳だったはずだ。彼の最初の投稿は、自身のウェブサーヴァーのセットアップ方法についてだった。

TheTrueHOOHAがスノーデンである証拠は、『Buzzfeed』でもすでに多数紹介されている。

このユーザーネームの投稿が示す情報によれば、このユーザーは男性で、スノーデンと同年齢(2006年時で22歳)で、同じ学歴(高校中退)を持ち、IT分野において政府のもとで働いていたという共通点をもつ。TheTrueHOOHAは自身の昔の職場、Ryuhana Pressについても言及している。彼は2007年にスイス・ジュネーヴに滞在していたことも語っている(当時のスイス大使館は、スノーデン本人が国連の米国国連使節の随行員だったことを確証している)。


※この翻訳は抄訳です
 
 
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