『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』海外レビュー
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の海外レビューです。
- ジャンル:
- 機種: Wii U
- 開発:
- 販売:
・『大乱闘 スマッシュ ブラザーズDX』以来最高のゲームプレー
・キャラクターとステージは高解像度で実に美しい
・革命的な8人対戦
悪い点:
・8人対戦で3DSコントローラーが使えない
・オンラインプレーの稀なバグ
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は、任天堂コンソールの頂点を示す好例だ。全体の体験は任天堂基準にしても極めて洗練されており、シリーズの長年のファンなら幾つか重箱の隅を突きたくなる箇所はあるものの、本作がシリーズ最高傑作であろうという点に異論を挟むのは難しい。大勢の友達を招く最高の理由になるだろう。
・簡単な操作
・最高のモード
・豊富なアンロック要素
・素晴らしいリプレー性
・8人対戦
『スマッシュ Wii U』のほぼ全ての要素が、古くからの任天堂ファンのノスタルジアにアピールするだけではなく、新規ユーザーにも優しく調整されているように見える。一旦ハマってしまうと、極上のモード一式やそそられるご褒美に、深みへと引き込まれてしまうだろう。とにかく盛り沢山で、単一のパッケージにここまでの楽しさやリプレー性が詰まったゲームには、滅多にお目にかかれない。8人対戦や古典的な4人対戦は始まりに過ぎない。しばらくは『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』をプレーする手を止める理由が見つからないだろう。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』はWii Uのベスト・ゲームであり、史上最高峰のマルチプレー体験であり、任天堂の最も偉大な偉業の一つだ。
グラフィック: 美しいHD。色鮮やかで鮮明な色彩は、やられた時ですら目の保養になる
サウンド: 細かなオーディオのバグも、ハードコアな任天堂ファン向けのぼんやりした楽曲が詰まった驚異的なサウンドトラックの妨げにはならない
プレー性: 最高のレスポンス。自分に合うボタン配置が見つからないなら、もう言うことはない
エンターテイメント性: 8人対戦、豊富なチャレンジ、最高のステージ・デザインによって、楽しむことが好きなあらゆる人間にお勧めだ
リプレー性: 高い
8人集めるのが難しいとしても、本作にはプレーヤーを飽きさせないだけの最高のコンテンツ――1人でも、お馴染みの4人対戦でも――が詰まっている。GameCube時代の『スマッシュブラザーズ』のライバル関係に再び火を点け、新世代のプレーヤーに紹介して最高の時間を過ごすことができた。本作における手軽さと奥の深い戦略性のミックスは驚異的で、速攻で私のパーティー・ゲームのローテーション入りである。
それに、ミュウツーもいる。
操作性 4.2: 多種多様なプレー・スタイルは万人向けだ
音楽/効果音/ボイスアクト 4.0: BGMは郷愁を前面に押し出している
バリュー 4.5: シリーズで最も楽しい最新作だ
私は格闘ゲームのエキスパートではないが、自分の好みは把握している。友達とプレーする時の楽しさ、自分の子供たちがプレーするのを眺める時の楽しさも知っている。結局のところ、『大乱闘スマッシュブラザーズ』は素晴らしいゲームだ。マリオとピーチを戦わせたいと思ったことがある人間全てがプレーすべきゲームである。だが、同時にボタンを連打して自キャラにクールなことをさせるのが大好きな人のためのゲームでもある。敷居が低く、気軽に楽しめる格闘ゲームを探しているなら、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』だけあれば良い。
・無数の操作オプション
・『DX』に近いメカニック
・多種多様なマルチプレー・モード
・シンプルさを維持しつつ複雑なメカニック
・素晴らしいサウンドトラック
・滑らかなオンラインプレー
・凄まじい8人対戦
悪い点:
・長いロード時間
・必ずしもベストとは言えないステージのサイズ
・制限されたステージ作成
・新パッチでのリプレー削除が必須
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は、任天堂の歴史の真の祝福だ。偉大なフランチャイズの数々で構成されるロースターやステージ、それ以外に関連するトロフィーがその証明である。無数の操作オプション、多数のゲーム・モード、他の格闘ゲームではお目にかかったことがないほどのバラエティ、そして4人から8人で肩を並べてプレーした時のカオス。
シリーズで最も洗練されているかどうかは議論の余地があるし、特に『DX』との比較なら尚更だ。しかし、私はシリーズで最も楽しむことができているし、今年プレーしたゲームの中でも最高峰だ。
・カラーの異なるキャラクターの見事な融合と見かけによらず奥が深いゲームプレー
・豊富なコンテンツと素晴らしい8人プレー・モード
・最高の新キャラクター
悪い点:
・3DS版よりモードは多いが殆どは中身が薄く、特にワールドスマッシュには失望させられた
・ちゃんとしたチュートリアルがない
・Amiiboフィーチャーはかなりつまらない
完璧なオフライン・モードの探求は続くが、それ無しでも本作はシリーズ最高傑作であり、史上最高の格闘ゲームの一つだ。
・新たな方法で腕試しができる豊富なシングルプレー・モード
・調整が見事なメカニックが生み出す近年でも最高峰の格闘ゲーム体験
・いい感じのカオスが堪能できる8人プレー
・最高のAmiibo機能
悪い点:
・不安定なオンライン・パフォーマンス
貧弱なインターネット機能を除けば、本作は驚異的なゲームだ。『スマッシュブラザーズ』に影響を与えた古典ゲームの短いデモを集めた名作トライアルから、無数のファイターとステージ、自分のプレー・スタイルに合わせて調整できる奥の深いキャラクター・カスタマイズ、充実したスクリーンショット編集機能に至るまで、とにかく盛り沢山。Wii Uのリリースによって、『スマッシュブラザーズ』は遂にその目標を完全に具現化することができた。子供から大人まで、素人から達人まで、ほぼ万人が満足できる妥協のないゲームだ。『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は、任天堂が過去40年で築き上げてきた、幅広いコミュニティの純粋な喜びに満ちた祝福へとプレーヤーを招待してくれる。
サウンド: 『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』は、任天堂の音楽で恐らく最も多様性に富んでいるだろう。美しいオペラ風の『Fire Emblem』テーマ曲や『ロックマン』の様々な楽曲を一日中聴いていられる
インターフェース: GameCubeアダプターと追加コントローラーを購入しよう。それが一番『スマッシュブラザーズ』に適している。メニュー配置もシンプルで分かり易い
ボリューム: 膨大なソロ・コンテンツを消費し終わっても、パーティーなどのイベント時に引っ張り出すタイプのゲームだ。リプレー性はほぼ無限
任天堂へのトリビュートとして、『スマッシュブラザーズ』を越えることは困難だろう。キャラクターのディテールへのこだわりは、多種多様なサウンドトラックとステージ・セレクションのみが匹敵する。更に、Wii U版にはシングルプレーとマルチプレーの豊富なコンテンツが収録されており、同様に強力な出来の3DS版を上回っている。クラシック・モードでキャラクターたちをアンロックしていくのは少々疲れるし、Amiiboも特に目立ったプラスではないが、任天堂の人気マッシュ・アップの素晴らしい高解像度版を前にすると、他には何の不満も出て来ない。
・極めて楽しい抜群のプレー感
・目を見張る60fps
・時間が足りなくなるほどのモード数
悪い点:
・古臭さを感じるオンラインのインフラ
・嬉しいギミックの枠を出ないAmiibo
最高の『スマッシュブラザーズ』ゲームプレーと素晴らしい演出。ここには技術的な奥の深さと楽しいカオスの両方がある。