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福岡のデパート 免税品売り上げが2倍以上
11月19日 19時39分

福岡のデパート 免税品売り上げが2倍以上

福岡市のデパートでは、外国人向けの免税品の先月の売り上げが去年の2倍以上に伸び、消費の押し上げに期待が高まっています。

福岡・天神のデパートでは、外国人旅行客の増加や先月からの免税品目の拡大に対応するため、免税手続きのカウンターを拡大させたほか、入口に英語と中国語、韓国語、それにアラビア語の4か国語に対応した案内板を設けました。
店によりますと、先月の外国人旅行客による免税品目の売り上げは、新たに免税対象となった化粧品や食品の販売が伸びたことなどから、去年の2.3倍に増えました。
また、国別の来店客数でも韓国が3.5倍、中国が2.1倍になっています。
店では、外国人旅行客の増加に伴って、買い物のデータの分析を進めていて、化粧品の販売では、中国からの旅行客は口紅やファンデーションなどを買い求める人が多い一方、韓国からの旅行客は、化粧水やクリームなどのスキンケア製品が中心だということです。
このデパートは、免税を追い風に外国人旅行客の消費拡大をねらい「あんこ」や「抹茶」などの食品の売り込みにも力を入れることにしています。
岩田屋三越の営業政策担当の岡田尚志さんは「外国人旅行客による消費の押し上げ効果は非常に大きいと感じている。買い物しやすい環境づくりを進めていきたい」と話していました。

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