プレゼン用のスライドを作る時に、誰しも悩むのがレイアウト。
そこで「伝わるデザイン」の著者・片山なつさんに、
すぐに役立つプロのテクニックを公開していただきました。
ページ下部からダウンロードできるパワーポイントのファイルは、
デザインテンプレートとして、そのままお使いいただけます。
0. ベタ打ちスライド
何も考えずにスライド上に文章や図を載せるだけでは、効果的に相手に情報が伝わりません。
1. フォントを選ぶ
綺麗で読みやすいフォントを使います。日本語にはメイリオや游ゴシック、ヒラギノ角ゴなど、英数字にはHelveticaやArial、Segoe UIなどがおすすめです。
2. 行間をとる
標準設定の行間では、読みにくい場合が多いです。0.5-1文字分の行間を取るようにしましょう。
3. 余白をとる
スライド一杯の文字や図表は圧迫感を感じますし、投影の具合で切れてしまうこともあります。スライドの上下左右に十分な余白を取りましょう。
4. 揃えて、グループ化する
センタリングではなく、左揃えにすると読みやすさがアップします。また、余白を使って項目ごとにグループ化すると直感的に全体を理解できます。
5. コントラストをつける
文字の太さや大きさ、色を上手く使って内容のコントラストをはっきりさせると、格段に資料が読みやすくなります。
ダウンロードコーナー
上記テクニックを印刷していつでも見れるようにまとめました。壁に貼っておくと便利です。ぜひどうぞ。
また、これらのテクニックをそのまま使えるテンプレートファイル(pptx)がダウンロードできます。是非試してみてください。
- もうスライド作りに悩まない。すぐに使えるテンプレート Win/Mac兼用 , 使用例
- もうスライド作りに悩まない。すぐに使えるテンプレート Mac用 , 使用例
- もうスライド作りに悩まない。すぐに使えるテンプレート Win8.1以上用 , 使用例
参考文献
「伝わるデザインの基本 よい資料をつくるためのレイアウトのルール」
高橋佑磨・片山なつ著,技術評論社