国際シンポジウム「デジタル文化資源の情報基盤を目指して:Europeanaと国立国会図書館サーチ」
昨今、図書館・文書館・博物館・美術館等のデジタルアーカイブに蓄積された文化資源のオープンデータ化の流れが加速しています。今回のシンポジウムでは、ヨーロッパにあるデジタルアーカイブの文化資源を統合的に検索できる「Europeana」の事業モデルを広く国内に紹介するため、Europeana執行委員のニック・プール氏を招き、講演していただきます。また、日本国内における同様の事例として、国立国会図書館サーチを取り上げ、連携機関の担当者から現状と課題についてお話しいただき、デジタル文化資源の未来について考えます。デジタルアーカイブ関係者はもとより、ご関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしています。
プログラム
第1部 ヨーロッパの現在
- 基調講演 「オープンデータの潮流とEuropeana」
東京大学大学院情報学環 特任講師 生貝 直人氏 - 特別講演 「Europeanaの今後の展開:戦略計画2015-2020」
Europeana 執行委員、Collections Trust CEO ニック・プール氏
第2部 日本の現在
- 事例報告Ⅰ 「国立国会図書館(NDL)サーチの今後の展開」
国立国会図書館 電子情報部 電子情報サービス課 課長補佐 小澤 弘太
- 事例報告Ⅱ 「連携機関から見たNDLサーチ:今後への期待」
- 「まほろばデジタルライブラリー/ゆにかねっとでの連携」
奈良県立図書情報館 総務企画グループ主査 川畑 卓也氏 - 「東寺百合文書WEBとオープンデータ化」
京都府立総合資料館 庶務課兼歴史資料課 福島 幸宏氏 - 「J-STAGEとNDLサーチの現状と今後の展望」
科学技術振興機構 知識基盤情報部 研究成果情報グループ 中島 律子氏 - 「CiNiiとNDLサーチの現状と今後の展望」
国立情報学研究所 准教授 大向 一輝氏
- 「まほろばデジタルライブラリー/ゆにかねっとでの連携」
第3部 パネルディスカッション:「デジタル文化資源の収集・提供・活用の未来」
- 司会
- 同志社大学 教授 原田 隆史氏
- パネリスト
- Europeana ニック・プール氏
- 東京大学大学院 生貝 直人氏
- 国立情報学研究所 大向 一輝氏
- 国立国会図書館 電子情報部 電子情報サービス課長 木目沢 司
日時 | 2015年 1月22日(木) 13時00分~17時00分 (12:30開場) |
---|---|
会場 | 国立国会図書館 東京本館 新館 講堂 |
募集人数 | 300名(先着順) |
参加費 | 無料 |
申込方法 |
参加申込みページからお申込みください。 申込みページ |
申込み締切 | 2015年1月20日(火) ※先着順で定員になり次第、受付を終了します。 |
お問い合わせ先 | 電子情報部電子情報サービス課 電話:03-3506-5141 メールアドレス:ndl-search@ndl.go.jp |