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 小笠原諸島と伊豆諸島周辺で中国のサンゴ密漁船とみられる漁船が出没している問題で、海上保安庁は17日、小笠原諸島周辺で15日に57隻、16日に58隻の船団を確認したと発表した。伊豆諸島周辺にはいなかった。最多だった10月30日の212隻から大きく減ったが、海保は「中国に戻ったかどうかはわからない」としている。

 15、16日の昼に確認した船団のほとんどは、沿岸約370キロの排他的経済水域(EEZ)内におり、沿岸約22キロの領海内にいたのは15日が5隻、16日が1隻だった。