引用元:アプリ甲子園2014
「勉強を楽しく手助けしてくれるアプリ」というとっても高校生らしい発想から、大人顔負けのアプリを作ってしまった高校生がいます。プログラミングやアプリ開発が最近は子供達や学生たちに浸透しはじめてきている予感。この高校生が作ったアプリについて紹介します。
iPhoneは学生の仕事である勉強の邪魔をする、FacebookやLINEといったSNSの誘惑で溢れているため、「負のSNSスパイラルに取り込まれてしまう」
そんな思いから開発がはじまったのが、「勉強を楽しく手助けしてくれるアプリ STUGUIN」。ついついiphoneで勉強を阻害されてしまうという誘惑に負けないために、iphoneの利用制限機能をつけたり、自分の勉強の成果をグラフで確認して可視化させたり、友達が勉強をはじめたらメールでお知らせがきたりと、なるほどと思える企画の内容です。
どうやったら勉強する気になるのか、どうして勉強したくなくなるのか、そんな高校生ならではの実態を知っているからこその機能が充実したアプリであるところが何といっても秀逸。ついついSNSに邪魔されてしまう・・・でもスマホは手放せない・・・そんな現代の高校生だからこその勉強の悩みを解消できるのは、やはり当事者である高校生なのかもしれません。
学習塾や進学塾などスマートフォンが利用できない場所ではまだしも、自宅勉強においては、見た目も可愛いこんなアプリがあれば、「勉強したくてもできない」そんな子供達のジレンマを見ることができますね。
子ども達を対象とした“アプリ甲子園”の受賞作品
これは、中学校、高等学校、高等専門学校の在籍者(小学生以下もOK)が参加できるアプリ甲子園2014での受賞作品。愛知県の県立半田高等学校 2年 羽柴彩月さんが作成されました。ちなみに、この「勉強を楽しく手助けしてくれるアプリ STUGUIN」は5位。
この他、4位はアプリ開発歴1年半の男子高校生が開発した「待ち合わせ」というアプリ。 3位は趣味のDJで開発を企画した言葉が音になる新感覚アプリ「Melodic Words」。 2位は双方向性のある新感覚のプレゼンテーションアプリ「Cross Office」 1位は「OCTAGON丸を仕分けるしゅっティングゲーム」。コンセプトは「くだらない、だけど、最高に楽しい」という誰にでも楽しめるゲーム。浮世絵風の絵柄や色合いも素敵です。
アプリ甲子園でのプレゼンテーションも圧巻!
大人顔負けの堂々とした立ち方。スポットライトを浴び、商品発表をやってのけるその力とパワーにも驚きます。 こちらはインタビューの様子。
純粋な思いやひたむきな努力でこれほどのものを作り上げてしまう子供達の能力と力をまざまざと見せつけられたように思います。ぜひ、将来、子ども達が自らの力を引き出し活躍してもらえるように大人は応援しなければいけないな、と改めて思いました。
アプリ甲子園: https://www.applikoshien.jp/report/
パソコン甲子園:http://web-ext.u-aizu.ac.jp/pc-concours/index.html