ぶつかりそうでぶつからない、カオスな交差点! Fernando Livschitz監督がコピペでトラフィックを増殖させるショートフィルム「Rush Hour」
2014.11.13 Thu
東京を象徴する光景としても知られる渋谷のスクランブル交差点をはじめ、トラフィックの多いカオスな交差点は現代の観光名所になるほど独特の興奮を生み出すものだ。今回は、そんな交差点を舞台にしたショートフィルム「Rush Hour」をご紹介! ユニークなアイデアと巧みな編集テクニックによって誕生した、オシャレで超スリリングな1分間をお楽しみ下さい。
交差点を通るクルマや自転車、歩行者をコピペして増殖させ、ぶつかりそうで絶対にぶつからない絶妙なタイミングで交差させてゆく「Rush Hour」。映画「
ショーン・オブ・ザ・デッド
」「
ワールズ・エンド/酔っぱらいが世界を救う!
」などで知られるイギリス人映画監督Edgar Wright(エドガー・ライト)が「気に入った。まるで現代のジャック・タチだね」と
ツイートで紹介するなど、ジャック・タチ監督のカルト映画「
プレイタイム
」のようなレトロフューチャーな空気も感じられる。
このスリリング且つユーモア溢れる作品を手掛けたのは、アルゼンチン、ブエノスアイレス出身のディレクターFernando Livschitz(フェルナンド・リフシッツ)。17歳の時に初めてショートフィルムを制作して早くも国際的な映画賞を受賞した後、ブエノスアイレスのシネ大学で映像ディレクションを学び、同時にポストプロダクションにも取り組み始めた。音楽と映像をミックスさせることも好きで、
Attaque 77(アタック77)や
Guachass(ガチャス)など、ラテンアメリカの売れっ子バンドのミュージックビデオ(MV)も手掛けている。
近年では、自分だけの個人映像プロダクションBlack Sheep Filmsを設立して活動しながら、ニューヨークの街をティルトシフトで映した「
Escalas New York」、ブエノスアイレスの街中に空中アトラクションが登場する「
Buenos Aires Inception Park」と、そのニューヨーク版「
New York Park」など、After Effectsを使ってのどかな日常の風景に異空間を出現させ、クスリと笑える作品を発表する。特に「Buenos Aires Inception Park」は、
カンヌライオンズ 2012のYoung Director's Awardに輝き、Vimeoでは180万を超えるビュー数を記録した。
ちなみに、リフシッツ監督は映像のみならず、写真でも、ブエノスアイレスのビジュアルアートアワード「Premio Itau Cultural a las Artes Visuales 2011」でファイナリストに残るなど、マルチな才能を発揮している。
Black Sheep Filmsの公式サイトから映像&写真作品を見られるので、地球の裏側のクリエイティブを覗いてみよう!
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