東本願寺・渉成園:「バガボンド」作者の親鸞びょうぶ絵も
毎日新聞 2014年10月28日 20時13分(最終更新 10月28日 21時10分)
真宗大谷派の本山・東本願寺の飛び地境内「渉成園(しょうせいえん)」(京都市下京区)が特別公開(11月1〜3日)されるのを前に、28日に報道陣向けの内覧会があり、貴重なふすま絵などが披露された。
版画家・棟方志功(1903〜75)のふすま絵や、人気漫画「バガボンド」の作者の井上雄彦さんが描いた宗祖・親鸞のびょうぶ絵が目玉。親鸞が先頭に立ち、泥の川を渡る姿が描かれている。
同園はJR京都駅から徒歩10分。担当者は「都会の中の静寂の空間で、じっくり親鸞聖人と向き合って」。宗務所(075・371・9210)。【花澤茂人】