第7海保:「海泳ぐイノシシ」映像公開 佐世保1キロ沖

毎日新聞 2014年10月28日 18時02分(最終更新 10月28日 19時15分)

長崎県佐世保市の沿岸から南に約1キロ沖合の海を泳ぐイノシシ=27日(第7管区海上保安本部提供)
長崎県佐世保市の沿岸から南に約1キロ沖合の海を泳ぐイノシシ=27日(第7管区海上保安本部提供)

 第7管区海上保安本部(北九州市)は28日、長崎県佐世保市の沿岸から南に約1キロの沖合で27日、イノシシ1頭が泳いでいる様子を、巡視艇の乗組員が撮影した映像を公開した。イノシシは海を挟んだ同県西海市の沿岸部に向かっていたが、岸に無事たどり着けたかは不明だという。

 長崎県内の鳥獣害対策を担当している県農山村対策室は「海を泳ぐイノシシの目撃情報は年1回程度あるが、泳ぐ理由は不明だ」と話している。

 7管本部によると、27日午後1時半ごろ、佐世保市俵ケ浦町の沖合で、パトロール中の佐世保海上保安部の巡視艇「つばき」の乗組員が泳ぐイノシシを発見、約3分間撮影した。(共同)

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