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元JRA騎手、障害者馬術で再起 落馬で高次脳機能障害、白老の石山さん「パラリンピック出たい」

(10/28 07:50)

ホースフレンドファームで「ここの人々と馬に出会えて本当に良かった」と話す石山さん

ホースフレンドファームで「ここの人々と馬に出会えて本当に良かった」と話す石山さん

 【白老】中央競馬の騎手として活躍し、落馬による高次脳機能障害などで2009年に引退した石山繁さん(37)が、胆振管内白老町の牧場でリハビリと馬術練習に励んでいる。今月、障害者馬術の全国大会で優勝し、台湾で開かれたアジア圏の大会でも3位に入賞。まだ記憶や視力に障害が残るものの、パラリンピック出場という新たな目標に向けて歩み始めた。

 石山さんは函館市出身。1995年にデビューし、2000年の桜花賞では1番人気のサイコーキララに騎乗して4着。障害レースでも活躍した。07年、阪神競馬場の障害レースで落馬。脳挫傷で意識不明の重体となり、1カ月半後に意識が戻ると、家族の顔が分からず、読み書きもできない状態だった。

 騎手復帰はかなわず引退。道に迷っていた12年、引退馬や休養馬が過ごす白老の「ホースフレンドファーム」を営み、障害者乗馬に造詣が深い秋田政司さん(66)と出会った。住み込みで牧場の仕事を手伝いながら乗馬の練習をするうち、少しずつ感覚が戻ってきた。

 視力が0・1以下に落ち、視野は狭まり色彩も消えたが、馬の背にまたがると視界が開けたと感じるようになった。周囲の人の顔も、少しずつ覚えた。母孝子さん(64)は「2年前とは別人のようです」と息子の変化に驚く。<どうしん電子版に全文掲載>

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