『攻殻機動隊』実写化、草薙素子役の候補にスカーレット・ヨハンソンが浮上か
ハリウッドで進められている士郎正宗原作の人気サイバーパンク・コミック『攻殻機動隊』実写版に、『LUCY/ルーシー』のスカーレット・ヨハンソンが出演する可能性があるかもしれない。
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原作の『攻殻機動隊』は、サイボーグ技術が発展した近未来の日本を舞台に、公安9課の草薙素子を隊長とする攻殻機動隊の活躍を描く。
Deadlineによると、製作のドリームワークスが、スカーレットに1000万ドル(約10億6320万円)で出演をオファーしたという話があるらしい。スカーレットは『LUCY/ルーシー』や、マーベル映画のブラック・ウィドウ役でアクションのヒロインを演じられることを証明し、出演料が上がっているという。
主演候補としては先に、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(13)のナオミ役で知られる女優マーゴット・ロビーが主演として初期段階の交渉に入っていると伝えられていたが、こちらの交渉は成立しなかったようだ。
『攻殻機動隊』実写版は、映画『スノーホワイト』(12)のルパート・サンダーズが監督、脚本は映画『ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男』(11)のウィリアム・ウィーラーが手掛ける予定になっている。
一方、マーゴットはというと、先日ワーナー・ブラザースが2020年までに公開する作品として発表したDCコミック・ヒーロー映画の1つ、『Suicide Squad(原題)』に出演する方向で話が進んでいるらしい。
本作はDCコミックに登場する凶悪犯が集まる秘密部隊の活躍を描く。監督は映画『フューリー』(14)でメガホンを取ったデヴィッド・エアーが正式決定している。キャストについては発表されていないが、マーガットと新作『Focus(原題)』で共演しているウィル・スミスや、映画『ダークナイト ライジング』(13)のトム・ハーディの名前が挙がっている。