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メモリの藻屑、記憶領域のゴミ

20141003(Fri)

[]2011年〜2013年インド映画ボックスオフィス・トップ10作品全30作レヴュー 2011年〜2013年インド映画ボックスオフィス・トップ10作品全30作レヴューを含むブックマーク 2011年〜2013年インド映画ボックスオフィス・トップ10作品全30作レヴューのブックマークコメント

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2011年から2013年までの3年間に渡るインド映画ボックスオフィス・トップ10作品30作品を全て観て、その全てのレヴューを書いた。ここでその作品と本ブログでのレヴュー記事のリンクを貼っておく。内容としては以前書いたブログ「オレとインド映画〜あるいは如何にしてオレはハリウッド作品を観るのを止めインド映画に傾倒したのか」と重複するのだが、ここで改めて紹介する形にさせてもらった。

さてレヴューとは言っても、オレはインド映画を意識して観始めてから半年にも満たない【にわか】である。インドにもインド映画にも知識の浅い人間である。だから古くから愛情を持ってインド映画に接し、知識造詣の深い多くの方から見ると浅はかであり理解の足りない素人感想であることは重々承知している。それを痛感しつつレビューを書き続けてきたのは、自分がそうであったように、インドのことをよく知らないでインド映画をこれから観ようとする方の側に立ってみてもいいのではないか、と思ったからだ。そうして敷居を低くして、インド映画の素人でも、ここまで楽しめる、といったことを示してみたかったのだ。このレヴューに関しても、そういった方たちに何かの参考になればと思い恥ずかしながら掲載することにしたのだ。

知識が浅いままでも拙いので、自分なりに分からない部分を調べたり、古くからインド映画レビューをされている方たちの素晴らしい解説を読ませていただいたりはする。ただ、自分はあの知識の深さに達することは無理だとは思っている。膨大な数のインド映画を数をさかのぼって全て観るのは不可能だし、そもそもヒンドゥー語は全く理解できないし、英語すら不自由な人間なのだ。切磋琢磨はするが、頑張ってもそこそこにしかならないだろう。そんな底の浅い人間の書くものではあるが、お暇なときに戯れで眺めてもらえれば嬉しいかもしれない。

とまあ見苦しい言い訳はここまでにして本題に入ろう。今回、2011年〜2013年インド映画ボックスオフィス・トップ10作品を列挙し、そのレビューをリンクするのと同時に、それぞれの年代における個人的な【お勧め作品】を年ごとに3作ずつ挙げてみることにした。これも賛否両論あるかとは思うが、あくまで「個人的な視点と嗜好によるもの」である、ということをご留意されたい。また、トップ10作品よりも圏外の作品のほうが面白かった年もあったが、あくまでトップ10にこだわることにした。ではいってみよう。

■2013年ボックスオフィス・トップ10

Top 10 Bollywood Movies in 2013 by Box Office Collection

1.Dhoom 3 (Hindi) / 261.32 Crore

2.Chennai Express / 208.44 Crore

3.Yeh Jawani Hain Deewani / 185.83 Crore

4.Krrish 3 ( Hindi) / 181.11 Crore

5. Goliyon Ki Rasleela Ram-leela / 112.67 Crore

6.Bhaag Milkha Bhaag / 108.87 Crore

7.Race 2 / 96.34 Crore

8.Grand Masti / 92.13 Crore

9.Aashiqui 2 / 78.42 Crore

10.Special Chhabis / 66.8 Crore

この中でお勧め3作は:

Dhoom 3…インド映画史上最高の売り上げを記録したハイテンション・ノンストップ・アクション・ムービー。畳み込む様に繰り出される凄まじいまでの超絶アクションを堪能してもらいたい。

Chennai Expressシャールク・カーンディーピカー・パードゥコーン主演、南インドを舞台に繰り広げられる恋あり笑いありアクションありの娯楽作。

Goliyon Ki Rasleela Ram-leela…華麗なる映像美にひたすら圧倒されるインド映画版『ロミオとジュリエット』。

■2012年ボックスオフィス・トップ10

Top 10 Bollywood Movies in 2012 by Box Office Collection

1.Ek Tha Tiger (邦題:タイガー 伝説のスパイ) / 186Crore

2.Dabangg 2 / 155Crore

3.Rowdy Rathore / 133Crore

4.Agneepath / 120Crore

5.Housefull 2 / 114Crore

6.Barfi (邦題:バルフィ!人生に唄えば) / 106Crore

7.Jab Tak Hain Jaan (邦題:命ある限り) / 101.25Crore

8.Bol Bachchan / 100Crore

9.Talaash / 93Crore

10.Son of Sardaar / 88.5Crore

この中でお勧め3作は:

Rowdy Rathore…もうケチな泥棒とは呼ばせない!悪党どもは俺が倒す!人違いされた泥棒が反撃するスーパー・バイオレンス・アクション・ムービー。

Agneepath…憤怒に燃え愛と復讐に生きる男がたどる数奇な運命を描いた怒涛の名作映画。

Barfi(邦題:バルフィ!人生に唄えば)…今年日本で公開され大好評を博した聾唖の青年が巻き起こすハートフル・コメディ。

■2011年のボックスオフィス・トップ10

Top 10 Bollywood Movies in 2011 by Box Office Collection

1.Bodyguard / 140.95 Crore

2.Ready / 121.26 Crore

3.Ra One (邦題:ラ・ワン)/ 114.78 Crore

4.Don 2 (邦題:闇の帝王DON ベルリン強奪作戦) / 106.22 Crore

5.Singham / 97.87 Crore

6.Zindagi Mile Na Dobara / 89.85 Crore

7.The Dirty Picture / 79.76 Crore

8.Rockstar / 67.63 Crore

9.Mere Brother Ki Dulhan / 59 Crore

10.Delhi Belly / 57 Crore

この中でお勧め3作は:

Ra One (邦題:ラ・ワン)…ゲーム世界から飛び出してきたヒーローと悪の使者が戦うサイバーなSFアクション映画。

Singham…俺の名はスィンガム!町の正義は俺が守るッ!!(ガオーッ!)暴れん坊警官が繰り出す重力無視の爽快アクション・ムービー。

The Dirty Picture…80年代のインド映画界、きわどさを売りにして一躍スターダムに登りつめたある女優を描く実話を元にして製作されたドラマ。

■(おまけ)ボックスオフィス・オールタイム・ベスト10 (※2013年度まで)

Top 10 Bollywood Movies of AllTime by Gross Box Office Collection

1.Dhoom 3 (Hindi) / 502.67 Crore*

2.Chennai Express / 395 Crore

3.3 Idiots (邦題:きっと、うまくいく) / 392 Crore

4.Ek Tha Tiger (邦題:タイガー 伝説のスパイ) / 310 Crore

5.Yeh Jawani Hain Deewani / 302 Crore

6.Krrish 3 ( Hindi) / 300 Crore

7.Dabangg 2 / 251 Crore

8.Bodyguard / 230 Crore

9.Dabangg (邦題:ダバング 大胆不敵) / 215 Crore

10.Jab Tak Hain Jaan (邦題:命ある限り) / 211 Crore

この中でお勧め3作は:

3 Idiots(邦題:きっと、うまくいく)…現代インドに生きる若者たちの人間模様を笑いと涙で綴った感動作。

Dabangg(邦題:ダバング 大胆不敵)…ウルトラ暴力警官参上。インド映画の在り方すら変えた大傑作アクション。

Jab Tak Hain Jaan(邦題:命ある限り)…爆弾処理班の男が過去に体験した悲劇の別れと再会を描くラブ・ロマンス。

■まとめのようなもの

さて若干総括めいたものを書かせてもらうと、これらの作品を観て、2011年から2013年までのたった3年間でも、インド映画というものが驚くべき早さで洗練されてきているのが如実にわかるのだ。

それは世界マーケットに十分通用する作品を目指しての結果ということもあるだろう。ただ、それだけではなく、製作者なり監督なりインド映画に携わる者が、常に試行錯誤しながら新しい表現の形を求めていることの表れでもあるのだ。この進化の早さは、当然観客の嗜好の変化もあるにせよ、まだまだインド映画という世界には、ここまで洗練されながらも、まだ大きなのびしろがあるということを証明するものなのだろう。

なお、本年である2014年度公開作に関してもDVD化され次第ぼちぼち観ている最中なのだが、やはり2014年も非常に面白い作品が多く並び、なかなか楽しませてくれている。レヴューが書けたらまた更新しよう。

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