山頂は外輪の一部になっていて、これが御嶽山の火口でお鉢と言われています。鉢の形を
しているからで、分かりますよね。
御嶽山の登山ではお池巡りコースがあって、このお鉢が一の池となっていますが常時水は
ないようです。
スタートは外輪を歩くお鉢巡りとなっています。
歩いていくとこちらは岐阜県側になりますが、新しい火口が出来ていて噴煙を上げています。
こちらも、手前は雲ではなく噴煙です。
お鉢を半周すると、ちょうど反対側に先ほどの御嶽山頂上があります。
壮観ですね。
3/4周ぐらい廻ると二ノ池が見えてきて、ここを下ります。
二ノ池は綺麗ですが、それだけでなく日本で一番高いところにある池だそうです。
雪渓が残っていて、それが池に映っているのがまたいいですね。
賽の河原というところを越えて行きます。
五ノ池です。
四ノ池ですが、ここも常には水がないようです。
三ノ池ですが、ここの深さは13.3mもあり、海抜2720mの日本最高所の最深高山湖として
知られているそうです。
これで山上での山歩きを終え、ここから山を下りることになります。
御嶽山で噴火とか地震があったのは三十年くらい前だったでしょうか。
そのときは「へぇ~、御嶽山は火山だったんだ」と思った程度。
東北・関東くらいまでは地理が判るのですが、長野県の南西部となると
さっぱり判りません。
水のある池、大きなすり鉢状の窪地、それぞれかつての噴火口なのでしょうね。
それだけ噴火の歴史が長期に及んでいるということでしょうね。
その積み重ねが3000mなのでしょうか。
グミさん
御嶽山の火口は思ったより大きかったです。その旧火口はお鉢巡り
となっていますが、岐阜県側には小さな新しい火口が出来ていて、
噴煙を上げていました。東日本大震災のような大きな地震の後には
どこかで火山が噴火すると言われていますが、どうなるのでしょうね。
私は大阪勤務と花巻勤務の時代があったので、日本各地大体全部
行きました。日本百名山としては、最北の利尻岳にも行きましたし、
最南の屋久島宮之浦岳縦走もやりました。
日本はプレートの上にあり、島国=火山で出来た島国…
思いのほか活火山だらけなんだな、と蔵王を含め感じます。
神秘だけではない自然の恐ろしさもあわせて感じるのが火山ですね。
でも、桜島とか行ってみたいです^^;
柴谷さん
その通りで活火山だらけというのは怖いですが、でも、そのおかげで
自然景観がすばらしく、さらに温泉という恵みもあるわけですよね。
桜島は鹿児島から海越しに見ましたが、ちょうど火山灰が降っていて、
その灰をお土産にして今も飾っています。
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