こんにちは、きんどるどうでしょうです。
『俺たちはようやく読みはじめたばかりだからな このはてしなく多い名作たちをよ…』というテンションで、Kindleの無料本をシェアしながらみんなで読む新企画「Kindle岳」をはじめたいのでご案内。
第1回は日本を代表するもっとも分かりやすく美しい古事記入門書、鈴木三重吉「古事記物語」でございます。チャレンジ期間は20日(土)までの1週間でございます。
名作にみんなでチャレンジ「Kindle岳」
Kindleストア(日本)では9月14日現在で239,105件配信されていて、うち12,315件が無料本。こんなにあると、最初は勢いで色々落としますけど、結局ほとんど読まないですよねー。
名作って読むの辛いじゃないですか。読み始めるのに覚悟が必要ですし、中身も難しいしと強い精神力が求められます。しかし、電子書籍でグッと堪えるのは結構キツイ。しかも無料だから「まぁいいや」って諦めやすいんですよねぇ。ジブリ映画「風立ちぬ」が上映されてた時に堀 辰雄「風立ちぬ」がえらい勢いでダウンロードされてましたが、読んだ人は少ないんじゃないかなぁ……。
そこでKindleの素敵機能「シェア*」を使って他人を巻き込みながら険しい名作の世界に踏み込もうというエクストリームな読書企画でございます。
毎週日曜日にKindleで読める無料本から課題図書を決定し、毎日の無料本記事で案内。読み始めに「宣誓」して気になる部分は「シェア」、逃げ出す時は「断末魔」を残してもらえば適当にRTしながらコメントを拾っていきます。読み終えたら他の人のコメントにニヤニヤしつつ感想とかをシェアしていってください。
*Kindleの環境によっては「シェア」ができないバグ(iPhoneでできてKindlePaperWhiteじゃできないとか)が確認されています。その場合はどうしようもないのでTwitterで #kindle岳 を使いつつシェア機能を使わず読んでください。
ルール1 冒頭をシェアしよう
冒頭を適当な長さでハイライトをして【「古事記物語」アタック開始します #kindle岳】など『書名』+適当な意気込みをシェアしてください。
*Kindleの環境によっては「シェア」ができないバグが確認されています。
「古事記物語」アタック開始 #kindle岳 "世界ができたそもそものはじめ。まず天と地とができあがりますと、" http://t.co/HqfKYU2uXr
— きんどう (@zoknd) September 14, 2014
ルール2 気になる箇所はバンバンシェア
気になる部分をドンドンハイライトしてシェアしていってみましょう。さも、これが面白い本という気分で自分を騙しつつ周りを引きずり込んでしまいましょう。自分や他の参加者のシェア箇所はKindle公式SNSで確認できるので、後から見返すのも面白いもんです。
>> kindle.amazon.comで「Kojiki monogatari (Japanese Edition)」をチェック
ルール3 コレ以上無理だという時は断末魔を残す
いくら自分を騙しても、周りを巻き込んでも無理なものは無理だったりします。そんな時は気軽に「ワレ、ココデ脱落セリ #kindle岳」「俺、この本を読み終わったら告白するんだ #kindle岳」のように諦めの言葉を吐き出しましょう。そうした脱落のコメントがあると『まだまだ俺は読んでやるぜぇ!』『だったら挑戦してみるか』という他の人のモチベーションになる(かもしれません)。
脱落しました。 #kindle岳 "刃先についた潮水が、ぽたぽたと下へおちて、それが固まって一つの小さな島になりました。" http://t.co/gyRKW9uVlG
— きんどう (@zoknd) September 14, 2014
Kindle岳の先にあるもの
紙の読書って登山に似てると思うんですよ。誰も助けてくれませんし、孤独ですし。それが難解な文学だったりすると苦痛だったりもします。でも、読み終えると気持ちいいんですよね。
Kindleの初代開発責任者、ジェイソン・マーコスキーが書いた「本は死なない」(kindleストア)で予想された電子書籍の未来のひとつに「本を通じて読者同士が繋がっていく」というのがあったんですよね。だからみんなで助け合いながら読めば、ひとりだと取っ組みづらい名作文学を乗り越えていけるのではと。
ただ、個人的にこの企画の醍醐味は「無理だった」というコメントを残すことにあると思うんです。読むのを諦めるのは簡単なんですけども、後味悪かったりしません? でもそれをネタにしつつガンガン名作にチャレンジしていけると、電子書籍の読み方が色々変わっていくんじゃないかと期待しています。
そして、たくさんの読者の屍を超えた先で読了できれば、一人で読み切るよりよほど気持ちいいと思うんですよね。それでは、みなさんのチャレンジをお待ちしています。21日からの第2回は海外文学をチョイスする予定です。