2014-09-13
■Emotivの脳波センサEPOCで遊ぶ
Emotivの14チャンネル脳波センサEPOCがうちに来たのでさっそく遊んでみました。
わかりやすい事例として集中力の必要なゲーム Super Hexagon をプレイ。まだ時刻付きでデータを保存したり、行動を録画したりとかはできてないので、エポックは後付で「たぶんこの時刻はこうだろう」と解釈しています。
Hexagonは短い単位で「超集中する」「ゲームオーバーになる」「再挑戦」を繰り返すゲーム。オレンジが下がっていっているところで集中が深まって、ゲームオーバーでちょっと戻っているのかな。
目を閉じて瞑想をするとわかりやすく緑が下がる。終わった後にオレンジが盛り上がっているのは一体なんだろう?
もう一度瞑想をしてみたけどもこちらはオレンジの盛り上がりなし。難しい本を速読してみる。
結果がどんなグラフになったかな、と見返していたら、ふと気がついたらオレンジがものすごく上がっていた。
リアルタイム性のある反射神経ゲームではなく、じっくり考えるパズルの場合はどうか?これもオレンジが下がるのか。データを見て何が起きているか理解しようとしている時にはなぜオレンジが上がるのか??
ゲームをやめてブログを書いているとまた同じレベルにオレンジが上昇してくる。
サンプルに付属してきたキューブを動かすゲームでは、集中によってキューブを動かそうとすると1次元しか動かせなかった。ちょっと工夫して3次元使い分けられるようになったけども、それは個人的には「脳波で動かしている」ではなく「脳波と、あごと、眼球で動かしている」という印象。
マウスカーソルを動かすサンプルでは、マウスカーソルを四隅に動かすくらいは訓練なしにすぐに出来て、マウスカーソルを目指すボタンのそばに持ってくることもまあできなくはないが、小さいボタンに合わせようとすると眼球が痛くなってくるし、クリックしようとしたらマウスカーソルが動く。訓練によっては使えるようになるのかもしれないけどちょっと現状ではやってみようって気にならないなぁ。
本を適切に読んでいる状態と、読んでいるつもりで頭に入っていない状態を識別して後者をアラートしたいな、と思っているのだけども、やさしい本を読んでいる状態と難しい本(ニーチェの「道徳の系譜」)を読んでいる状態でこの3つの指標ではあんまり差がでない。生データを取ったらSVMで別れるかな?
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