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原発事故自殺訴訟 控訴せず判決確定へ9月5日 18時30分
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東京電力福島第一原子力発電所の事故で避難を余儀なくされ、その後自殺した福島県の女性の遺族が起こした裁判で、被告の東京電力は、先月言い渡された賠償を命じる判決について控訴しないことを明らかにしました。
原告側も控訴しない方針で、原発事故と自殺の因果関係を認めた判決が確定することになりました。
原発事故で避難を余儀なくされ、その後自殺した川俣町の渡邉はま子さん(当時58)の遺族が起こした裁判で、福島地方裁判所は先月26日、自殺と原発事故の間に因果関係を認めて、東京電力に合わせて4900万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
これについて東京電力は5日、早期に裁判を解決することなどを理由に控訴しないことを明らかにし、「引き続き、申し出の内容や請求内容を真摯に伺ったうえで(しんし)親身・親切な賠償を心がけてまいります」というコメントを出しました。
これを受けて渡邉はま子さんの夫の幹夫さんは福島県いわき市で記者会見し、「とてもうれしい気持ちでいっぱいです。はま子の苦しみ、悲しみが伝わったのではないかと思う。2年3か月よく頑張ったねと墓前に報告したい。ただ、はま子がもう帰ってこないのはとても悔しい」と話しました。
原告側も控訴しないということで、原発事故と自殺の因果関係を認めた判決が確定することになりました。
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