レビュアーの人々
- 静メカ ♀
- 担当ジャンル:メカ・特撮をメインになんでも
模型王国静岡出身の生粋の玩具好き女子。イベント&メーカー取材も担当。
好きなザビ家:ドズル
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ゲーマー。家庭用、PC、アーケード、ボードゲーム、TCG、リアル娘育成ゲーなど手広くプレイ。
好きだった雑誌:ゲーメスト
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あみブロ初の動画レビュー担当として技術修行中。
男性フィギュアレビューでたまに荒ぶる。
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- 担当ジャンル:女の子向けアイテム
女子向けグッズやフィギュアを毎週1回ご紹介。
商品情報用twitterアカウントはこちら。
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- ちゃあ ♀
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今は週一のこめんとコーナー絵師としてヘルプ参加中。
pixiv: - あみこ♀
Age:9 - 担当ジャンル:萌えフィギュア他オールジャンル
自称魔女っ娘。
いわずと知れたあみあみのマスコットキャラクター。
あみあみの全取扱商品、昭和アニメなどにも造詣が深いが、その年齢に疑問を持った者は……。
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Age:15 - 担当ジャンル:なし(修業中継続)
あみこの相方。
一般人の感性を生かしたツッコミ・ツンデレ担当のはずが、今でもやっぱりお色気・イジラレ・自爆担当。
”丸カワイイ”モノに弱い。
2周年記念に公式設定サイズがC→Dに成長。
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コトブキヤのアイテムはここから生まれる!「フィギュア&プラキット原型室」潜入レポ【前編】
2014/09/05
コトブキヤ×あみあみ 特別企画!
可憐な美少女、凛々しい男性キャラ、カッコいいプラモデルetc……
いまや世界でも大人気のコトブキヤフィギュア&プラモデルを生み出す
中枢部である「原型室」を、あみブロが特別取材させて頂きました!
「前編」ではプラキット3D CAD設計の担当部門を特集、設計から
3Dプリンターでの出力まで、めったに見られない貴重な内容満載です。
こんにちは静メカです。
このたび普段のあみブロとはちょっと異なる、じっくり読んで頂きたい
スペシャルな企画が実現しまして、それが本日からご紹介の……
立川某所の「コトブキヤ原型製作室」潜入取材!
膨大なアイテムをリリースし続けるコトブキヤさんの、中枢部である
「手作業によるフィギュア原型」と「3D CAD設計による原型」を
それぞれ手がけるセクションにおじゃまさせて頂きました。
本日の「前編」では、おなじみのコトブキヤ企画:野内 秀彦氏と
プラキットチームが誇る新鋭3D CAD設計師千葉 翔平氏による
「D-スタイル キングエクスカイザー」を例にした実演を交えて
「コトブキヤプラキットはどうやって作られるか」をじっくりご紹介
させて頂きます。
※記事の3D CAD設計&出力手法は、コトブキヤ様による一例です。
また記事内では、内容を解りやすくするために工程の一部を簡略化して
説明している箇所がございます。
3D CAD設計~平面のイラストから3Dデータが出来るまで~
野内: 模型業界でも様々なCADソフトが使用されていますが、コトブキヤ
のCAD設計には「Creo(クリオ)」というソフトを使用しています。
まず「正面」「真横」「背中」の三面図と、アイテムによっては「上面図」も
紙で用意してスキャンし、そのデータをCADソフトで読み込むと、実寸大で
CADソフトの編集画面に表示されます。
---本当にキャラクターの「絵」から、データを作っているんですね。
千葉: そうですね。三面図はプロのイラストレーターさんに描いて頂く
こともあれば、自分で描くこともあります。
ちなみにこれ(上画像)は自分で描いた関節の分割図ですが、作業の中には
こうパーツを構成しよう、というのを考えている時間も結構ありますね。
(画像:三面図をCAD画面にスキャンした状態)
千葉: 取り込んだ三面図を下敷きに、「スケッチ」というツールでパーツの
形状を数値化していきます。「Photoshop」等の2次元画像ソフトと同じで、
パーツごとに何百というレイヤーを重ねて設計していきます。
(画像:三面図をスケッチツールで数値化)
千葉: CADの長所は、このように引いた線をXYZ軸の距離で数値化して
管理しているので、点から点の距離の数値を変えるだけで後々も形状を
変えることが出来るんですね。
ここでできるだけ簡単な数値にしておくと、後の修正が楽になるので
私はコンマ一ミリ単位くらいで作成していきます。
(画像:スケッチツールで書いた形を、押し出しツールで三次元化)
(画像:その他様々なツールを使って形状完成)
千葉: このように「スケッチ」で線を引き、XYZ軸の数値を揃えた
データに「押出し」ツールを使い形状を作成、それが全身完成すると……
---すごい!絵が飛び出した!(思わず沸き起こる拍手)
千葉: このように、3次元の厚みをもったデータを作ることが出来ます。
千葉: パーツを設計したら「クライアントマネージャー」というツール
で、出力用に書き出したファイルを3Dプリンター用に配置します。
後で詳しくご説明しますが、3Dプリンターは「高さがあるほど出力に
時間がかかる」ので、なるべく平らになるように配置するのがコツです。
---上の画像が「真上から」下が「真横から」見た図ですね。
これは「3Dプリンター」用の配置で、いわゆる「ランナー」の配置とは
色々と異なりますが、最終的に量産する際に使用する金型の存在は
設計のどの辺りの時点で意識するものでしょうか。
千葉: その「金型の抜き方向」というのも、CADで想定して設計しています。
千葉: 例えばこの頭のパーツ、このまま上下で分割して金型で抜こうと
すると、横からこの凹みディティールを入れると金型の抜き方向に
干渉し、金型が抜けなくなってしまう「アンダー」と呼ばれる
状態になります。
---金型は簡単に言うと「たい焼きの型」方式に、2枚合わせた際の隙間に
樹脂を流しこんでパーツを成形します。この時パーツの凹凸が引っかかって
しまうのが「アンダー」(画像参照)です。
千葉: その「アンダー」にならないよう、ではこのパーツは「上下抜き」で
なく「左右抜き」にする、とすると別のディティールがアンダーになったり
するので、そういう場合は抜き方向に沿ったディティールになるよう形状を
工夫してみる、など金型の抜き方向を予め見越して設計します。
パーツに入っている細い凹ディティールも、金型の抜き方向に干渉しないよう
単なる「溝」では無く細かい角度がつけられています。
---なるほど。コトブキヤさんのプラキットを買ったら、組む前に
「金型の抜き方」も意識してみると色々な工夫が見て取れるのですね。
---形状のデータ化だけでなく、CAD内ではポリキャップパーツの
大きさ 算出や、「アセンブリ」というツールを用いてパーツを
組み上げてパーツ同士が干渉しないか、等の設計チェックまで
可能だそうです。
そういえば「キングエクスカイザー」のデータを拝見して気づいたの
ですが、良く分からないダボやヒンジみたいものがありますね。
これはまさかグレート化も検討しているのでしょうか……?
千葉: 現時点では明言できないのですが、今後検討できる設計の
幅は取ってあります。
---そこまで考えて設計しているのですね。期待しています!
ちなみにコトブキヤさんのプラキットは「手によるイメージを重視した原型」
と「ソリッドなCAD設計」の組み合わせが特徴ですが、それらはどのように
ひとつのアイテムへとまとめ上げていくのでしょうか。
千葉: 従来の手による原型で難しいのは、メカの直線や円形などの正確な
幾何学形状、パーツの水平垂直、左右対称表現などですね。
CADでは「ミラー反転」という手法が使えて、片方の形状だけを作ればそれを
反転させて正確な左右対称のパーツが作れます。なので先にCADでデータを
作って、逆にCADでは難しい「唇」や「筋肉の流れ」といった有機的、曲面的
な箇所を手作業の原型師に補ってもらう「ハイブリッド原型」というのも
最近増えています。
千葉: これが「3Dスキャナー」で、先ほどのイラストのスキャナーとは逆に
手作業で作ったパーツを3Dデータ化して、アナログが苦手な左右対称などを
デジタルで正確な形状にする、というような使い方をしています。
最近だとプラキットの「エヴァ初号機」で、関節は私がCAD設計、外装は
手原型で製作し、私がデータ上の数値で双方の形状をすり合わせました。
---それぞれの短所を補いつつ、それぞれの長所を活かす、デジタルと
アナログの「ハイブリッド」で開発をしているのですね。
平面から立体へ~「3Dプリンター」でのデータ出力~
---ついにデータから立体へ!最近世間でも話題の「3Dプリンター」で
千葉氏が作ったデータがどう出力されるのか、ここからは野内氏に
にご解説頂きます。
野内: CADデータが作り終わったら、この黒い機械で出力します。
一般的な紙の「プリンター」同様に、PCとはLAN接続されています。
この3Dプリンター「ProJet HD 3000」は法人向けの高精細モデルで、1台
一千万円以上するのですが、コトブキヤは国から中小企業を支援する助成金
を頂いているので、もうすぐもう1台増えます(笑)
---コトブキヤさんは、立川に根付いて60年以上の企業ですからね。
野内: データの形状にもよりますが、何時間か掛けるとこんな状態で
立体物になって出力されてきます。
---既にプラキットのように、裏側の組み立て穴まで設計されていますが
ずいぶん厚みがあり、また色も白と黒のツートンカラーになっていますね。
千葉: 3Dプリンターというのは、例えばこういうプラキットのパーツの
形を設計して出力した場合、いきなりこの形状がポンと出てくる訳では
無く、データを下から輪切りにし、そのコンマ何ミリの断面の形を積層
して少しずつ形を造りあげていくんですね。なので高さが有るほど出力に
時間がかかります。
パーツの形状によっては、出力途中で自重で倒れてきてしまうことがあるので
この白い部分が支えの役割をしていて、これを「サポート」といいます。
野内: ただ「サポート」は、あくまで造型を成功させるための
「支え」なので、パーツとして欲しいのは黒いところだけなんです。
黒い所は光硬化の樹脂なので既に固まっていますが、白い所は低融点の蝋
(ワックス)で出来ています。サポートの融点の温度にしたオーブンに
入れておくと、熱で溶けて黒いパーツだけが残る、というシステムです。
---この3Dプリンターはパーツ部分の「光硬化樹脂」とサポートの
「低融点ワックス」を同時に積層出来るプロモデルだそうです。
他にも「光硬化樹脂」だけで出力する機種や手法等もあります。
画像左=サポートを溶かすオーブン
画像右=簡易的に立体を出したい時の家庭用3Dプリンター
積層のピッチ幅が大きいので、モールドなど緻密な表現は出来ませんが
実際のサイズ感などを短時間で確認したい時などに使うそうです。
野内: 我々が作っているのはプラモデルなので、外側だけでなく
裏側もすごく複雑な形状なんです。そこで細部に残ったワックスを落とす
ため、こちらも融点の温度に温めた油を入れた超音波洗浄器(上画像)で
洗浄します。
---街角の眼鏡屋さんの店頭にある、メガネを洗うアレの原理ですね。
※コトブキヤさんは、プロ仕様の機材を専門知識のあるスタッフが
管理しています。市販の超音波洗浄器では真似をしないで下さい。
千葉: そうです。最終的にパーツは油まみれになっているので、台所用の
中性洗剤を使って歯ブラシで洗って完成です。
世間では3Dプリンターの知名度も向上し、欲しいものが何でもすぐに出来る
イメージもありますが、出力した後も結局最後は手作業なんですよ(笑)
---ここから(1)出力品のサポートを落として(2)組み立てますが
そのままでは積層の跡が残っているので、通常の手原型と同様に
組み立て・塗装の前にヤスリで磨いて表面処理をします。
「夢の機械」と呼ばれがちな3Dプリンターですが、緻密なディティールや
外観の美しさが求められるホビー界では、手作業による仕上げや設計者の
「センス」といった、人間の能力も重要なウェイトを占めています。
---磨いた出力品を組み立て・塗装するといわゆる(3)「デコマス」
になり、さらに調整を重ねて最終的に(4)プラキットになります。
イベントや予約開始時、コトブキヤさんの新作を見るときは、ぜひ
「ああやって作っているんだ」と今回の記事を思い返してみて下さい。
---日進月歩で新たな技術が生まれる3D CAD界において、コトブキヤさんも
いち早く新しい試みを導入されています。この未来っぽいペンタブ、TVなど
どこかで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
野内: このCADソフト「フリーフォーム」は「3Dペンタブレット」
という感じで、3Dモデルを実際に手で触っている感覚で作れるというのが
最大の特徴かと思います。
千葉の説明通り、一般的なCADソフトは形状を数値で指定していきますが
加えてより「直感的」「感覚的」な造型も出来るのが強みですね。
反転コピーなどCADの長所を持ちつつ、柔らかく滑らかな表現も可能です。
---今までリリースしたコトブキヤさんのアイテムの中で、この
「フリーフォーム」を実際に原型に使用した例はありますか?
野内: 美少女フィギュアでは「浅間・智 ズドン巫女ver.」の腰部分や
「アスナ -Fairy Dance-」の台座、「サクヤ Mode:セラフィム」の弓矢
など「左右対象でありつつも、有機的なイメージを併せ持つパーツ」を
中心に活用しています。アニメキャラなどスケールフィギュア本体を全て
このフリーフォームで作る、という事はまだしておりませんが。
---まだまだこれからも、CAD技術の進歩は続きそうですね。
特別企画:千葉翔平氏インタビュー
---今回、プラキットの3D CAD設計についてご説明頂いた千葉氏に
ミニインタビュー!まず、今まで手がけられたアイテムをお教え下さい。
千葉: 解説の時にも触れましたが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の
「初号機」の関節部分など、また「フレームアームズ」の設計とモデリング
なども手がけています。
---原型を設計する上で、得意とするジャンルや技術がありましたら
お聞かせ下さい。
千葉: 大学時代はロボット工学設計を専攻していたので、ロボの複雑な
可動や変形ギミックを数値で計算、管理することを得意としています。
また個人的にもプラモデルは好きなので「ここはもっとこう動かせた方が
遊ぶ方達も嬉しいだろう」など「ユーザー目線にも立って設計していく」
のが得意かな、と思っています。
---原型を担当した中で、印象に残っているアイテムは?
千葉: 入社して一番最初に担当した「アーマード・コア V.I.シリーズ
オーメル プロジェクト・マグヌス」の武器パーツです。
私自身も非常に『AC』が好きで、いざACのパーツを作れるのにあたり
嬉しさも有り、同時に長年続いている「V.I.シリーズ」を任せて頂いた
事に責任も感じ、緊張したアイテムです。
技術的に苦労したアイテムも、また『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』ですね。
筋肉質で流線型な、一般的な意味でのロボとは一線を画するデザインで
普段では使っていないような細かい数値で計算したり、その中で膝外装の
可動連動ギミック、劇中での印象的なシーンの再現など、細い形状の中
スペースとの戦いであったりと、設計的に苦労しました。
---2014年夏現在、千葉さんが今手がけている、またはまもなく発売される
最新アイテムについて、お客様へメッセージをどうぞ。
千葉: 2014年WF冬に商品化が発表された『スーパーロボット大戦OG』
の「ガリルナガン」、とても人気のある機体ですが、現在その設計を
担当させて頂いておりますので、楽しみにしていて下さい。
また9月発売の「D-スタイル キングエクスカイザー」は、私が初めて一から
全部を設計した作品で、私も「勇者シリーズ」が好きで色々と手をかけた
プラキットですので、是非皆さんに買って遊んで頂ければと思います。
---この「D-スタイル キングエクスカイザー」をはじめ、コトブキヤ
プラキットをご予約された方も、この記事でさらに発売が楽しみに
なるのではないでしょうか。本日はありがとうございました。
(文中一部敬称略)
--------------------------
「コトブキヤ原型室&原型師インタビュー」は後編へ続く!
「後編」では、芸術の域に達している「手作業のフィギュア原型」
を手がけるセクションを取材!『テイルズ』シリーズや『トライガン』
など、高い技術力と表現力で幅広い層のフィギュアファンを魅了する
原型師・服部達也氏のインタビュー&最新作を公開予定です。
●D-スタイル 勇者エクスカイザー キングエクスカイザー
今回、インタビューにお応え頂いた千葉翔平氏が手がけられ
開発中の貴重なデータも見せて頂いた「キングエクスカイザー」は
あみあみでも好評ご予約受付中です!
あみブロへのメッセージはこちらから!
(頂いたコメントへの返答は毎週金曜です)
※画像は試作品を撮影したものです。実際の商品とは異なります。
※記事の3D CAD設計&出力手法は、コトブキヤ様による一例です。
また記事内では、内容を解りやすくするために工程の一部を簡略化して
説明している箇所がございます。
(C)サンライズ
(C)KOTOBUKIYA
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