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自動運転の最新技術 トヨタが米で公開
9月5日 8時00分

自動運転の最新技術 トヨタが米で公開
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車が自動で走行する技術の開発にメーカー各社がしのぎを削るなか、トヨタ自動車は自動運転に欠かせない、車の周りの状況を把握するための装置などの最新技術をアメリカで公開しました。

トヨタ自動車は4日、アメリカのミシガン州で自動運転や車の安全機能に関する説明会を開き、最新の技術を公開しました。
このうち、車の周りの状況を把握するために欠かせない「ライダー」と呼ばれる装置は、レーザーを放射して128メートル先までの人や車などの形や距離を把握することができます。
ほかのメーカーが開発した装置は大きいため、車の屋根の上に設置していますが、トヨタの装置は小さく、車に内蔵することが可能になるとアピールしています。
説明会ではこのほか、カーナビゲーションシステムの道案内などの情報を、運転席のフロントガラスに立体的に映し出す技術も公開しました。
このシステムでは、ドライバーが実際に見ている道路に沿って矢印が示されるため、通常ではダッシュボードに設置されるカーナビのモニターを見る必要がなく、運転に集中できるとしています。
ただ、こうした技術はまだ開発中の段階で、実際、車に搭載されるまでにはまだ時間がかかるということです。
トヨタ自動車製品企画本部の葛巻清吾主査は、「車が勝手に自動で走る車を開発するのではなく、こうした技術を使うことで事故を減らし、高齢者でも安全に運転できる技術につなげたい」と話しています。

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