シライ:白井選手「後方伸身宙返り4回ひねり」ギネス認定
毎日新聞 2014年09月04日 23時40分(最終更新 09月05日 00時01分)
日本体操協会は4日、昨年の世界選手権(ベルギー)の男子種目別の床運動で金メダルに輝いた白井健三選手(18)=神奈川・岸根高=が、同日までにギネス世界記録の認定証を受け取ったと発表した。認定の対象となったのは、男子史上最年少となる17歳1カ月での世界選手権金メダル獲得と、床運動の種目別決勝で初めて「後方伸身宙返り4回ひねり」を成功したことの二つ。
ひねり技を得意とする白井選手は、昨年の世界選手権でこの技を成功させるなどして初優勝。同じ技を披露したベトナム選手の名前と合わせて「シライニュエン」と命名された。
白井選手は同協会を通じて「僕が世界一になれたのは、得意なことを追求した結果。大切なのは、自分を信じてあげることだと思います」とのコメントを出した。【田原和宏】