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 内戦中のシリアで千葉市の湯川遥菜(はるな)さん(42)とみられる日本人男性が過激派組織「イスラム国」に拘束された事件で、シリア反体制派とイスラム国との交渉がいったん不調に終わったことが23日夜、わかった。反体制派幹部が朝日新聞の電話取材に明らかにした。

 男性が一緒に行動していたシリア反体制派の武装組織「イスラム戦線」の幹部によると、イスラム戦線は21日、男性が拘束されているとみられるシリア北部バーブ近郊に交渉団を派遣したが、約束の時間にイスラム国側は来なかった。22日まで待ったが、イスラム国側は現れなかったという。

 幹部はその理由を「(シリア国内で)イスラム戦線とイスラム国の間で戦闘が激しくなっているためではないか」と説明。戦闘に注力していてイスラム国として交渉をする余裕がない、との見方を示した。